セツダン

切断

黒川博行


切断

ジャンル
国内ミステリ > 警察小説
レーベル
創元推理文庫(M)
シリーズ
大阪府警シリーズ

判型:文庫判
ページ数:316ページ
初版:2004年11月26日

ISBN:978-4-488-44207-1
Cコード:C0193
文庫コード:M-く-4-7

サイン:黒川博行 写真:オリオンプレス
装幀:多田和博


内容紹介

《黒川博行警察小説コレクション》
大阪府内の病院で発見された死体は、片耳を切り取られ、別人の小指が差し込まれていた。小指は死後切断と判明し、連続殺人事件として捜査がスタート。その矢先、第一の事件で切り取られた耳を咥えた死体も見つかる。リレー式連続殺人の行く末は? 大阪府警捜査一課は事件を解明できるのか。サスペンスあふれるシリーズ第7弾。解説=千街晶之



黒川博行

(クロカワヒロユキ )

1941年生。高校の美術教師の傍ら、1983年に第1回サントリーミステリー大賞に投じ『二度のお別れ』が佳作入選しデビュー。軽妙な会話とトリッキーな内容が読者の支持を集め、『雨に殺せば』『八号古墳に消えて』など一連のシリーズを上梓する。1986年『キャッツアイころがった』で同賞大賞を受賞。96年に「カウント・プラン」で第49回日本推理作家協会賞を受賞。2014年に『破門』で第151回直木賞を受賞。