エガコロシタ

絵が殺した

黒川博行


絵が殺した

ジャンル
国内ミステリ > 警察小説
レーベル
創元推理文庫(M)
シリーズ
大阪府警シリーズ

判型:文庫判
ページ数:330ページ
初版:2004年9月30日

ISBN:978-4-488-44206-4
Cコード:C0193
文庫コード:M-く-4-6

サイン:黒川博行/写真:オリオンプレス
装幀:多田和博


内容紹介

《黒川博行警察小説コレクション》
竹の子が押し上げた白骨死体が、事件の始まりだった。難航するかに思われた身元は、丹後半島から消えた日本画家と判明するものの、その背後には過去の贋作事件が。つづく第2、第3の殺人事件。美術部だった学生時代の経験を活かしつつ、怪しげな美術ブローカーとともに事件の謎を解決に導く吉永誠一刑事。お馴染み、大阪府警捜査一課シリーズ第6弾。解説=松坂博



黒川博行

(クロカワヒロユキ )

1941年生。高校の美術教師の傍ら、1983年に第1回サントリーミステリー大賞に投じ『二度のお別れ』が佳作入選しデビュー。軽妙な会話とトリッキーな内容が読者の支持を集め、『雨に殺せば』『八号古墳に消えて』など一連のシリーズを上梓する。1986年『キャッツアイころがった』で同賞大賞を受賞。96年に「カウント・プラン」で第49回日本推理作家協会賞を受賞。2014年に『破門』で第151回直木賞を受賞。