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八号古墳に消えて

黒川博行


八号古墳に消えて

ジャンル
国内ミステリ > 警察小説
レーベル
創元推理文庫(M)
シリーズ
大阪府警シリーズ

判型:文庫判
ページ数:342ページ
初版:2004年1月30日

ISBN:978-4-488-44203-3
Cコード:C0193
文庫コード:M-く-4-3

サイン:黒川博行/写真:野原勤
装幀:多田和博


内容紹介

《黒川博行警察小説コレクション》
大阪の遺跡発掘現場で、崩れ落ちた土砂の下から大学教授の死体が発見された。事故かと思われたが、死体の気管と食道から採取された泥は現場のものではなかった。警察が捜査を始めるが、別の遺跡発掘現場でも調査員が不可解な死を遂げる……。大阪府警の2人の刑事、通称“黒マメコンビ”が、金と欲に毒された考古学界の内幕を暴き、遺跡発掘と大学のポストを巡る連続殺人事件に挑む! 大阪府警捜査一課シリーズ、黒マメコンビ第3弾!解説=森信雄



黒川博行

(クロカワヒロユキ )

1941年生。高校の美術教師の傍ら、1983年に第1回サントリーミステリー大賞に投じ『二度のお別れ』が佳作入選しデビュー。軽妙な会話とトリッキーな内容が読者の支持を集め、『雨に殺せば』『八号古墳に消えて』など一連のシリーズを上梓する。1986年『キャッツアイころがった』で同賞大賞を受賞。96年に「カウント・プラン」で第49回日本推理作家協会賞を受賞。2014年に『破門』で第151回直木賞を受賞。