ヤコウテイノイチヤ

夜光亭の一夜

宝引の辰捕者帳ミステリ傑作選

泡坂妻夫
末國善己


夜光亭の一夜

ジャンル
国内ミステリ > 時代本格
国内ミステリ > 短編集
レーベル
創元推理文庫(M)

判型:文庫判
ページ数:474ページ
初版:2018年8月10日

ISBN:978-4-488-40221-1
Cコード:C0193
文庫コード:M-あ-1-11

装画:森美夏
装幀:山田英春


内容紹介

幕末の江戸。神田千両町に暮らす岡っ引の辰親分は、御用のかたわら福引きの一種である“宝引”作りをしていることから、“宝引の辰”と呼ばれていた。親分は不可思議な事件に遭遇する度に、鮮やかに謎を解く! 殺された男と同じ彫物をもつ女捜しの意外な顛末を綴る「鬼女の鱗」。謎の画家が残した吉祥画を専門に狙う、怪盗・自来也の真意を探る「自来也小町」。美貌の女手妻師・夜光亭浮城の芸の最中に起きた、殺人と盗難事件の真相を暴く「夜光亭の一夜」。ミステリ界の魔術師が贈る、それぞれの事件関係者の一人称視点から描かれた傑作13編。解説=末國善己


目次

「鬼女の鱗」
「辰巳菩薩 」
「江戸桜小紋」
「自来也小町」
「雪の大菊」
「夜光亭の一夜」
「雛の宵宮」
「墓磨きの怪」
「天狗飛び」
「にっころ河岸」
「雪見船」
「熊谷の馬」
「消えた百両」


泡坂妻夫

(アワサカツマオ )

1933年東京生まれ。76年「DL2号機事件」が第1回幻影城新人賞佳作入選。78年『乱れからくり』で第31回日本推理作家協会賞を受賞。90年『蔭桔梗』で第103回直木賞を受賞。『亜愛一郎の狼狽』『11枚のとらんぷ』『湖底のまつり』などのミステリ作品の他、本名の厚川昌男名義のマジック関連著作など多数。2009年2月逝去。