ハンショウノカイ

半鐘の怪

半七捕物帳ミステリ傑作選

岡本綺堂
末國善己


在庫あり

定価:1,540円 (本体価格:1,400円)

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半鐘の怪

ジャンル
国内ミステリ > 時代本格
国内ミステリ > 短編集
レーベル
創元推理文庫(M)

判型:文庫判
ページ数:624ページ
初版:2022年2月10日

ISBN:978-4-488-45221-6
Cコード:C0193
文庫コード:M-お-15-1

装画:森美夏
装幀:山田英春


内容紹介

明治中期の東京。元・岡っ引きの半七老人が若き日に遭遇した事件を新聞記者に語って聞かせる時、江戸の捕物が鮮やかに蘇る! 火事でもないのに何度も半鐘を鳴らすなど、人々を不安がらせる悪戯(いたずら)を続ける犯人を突きとめる「半鐘の怪」など18編。〈シャーロック・ホームズ〉シリーズの影響を受けて誕生し、全ての捕物帳の原点となった著名なシリーズからよりすぐった傑作選、降臨!


目次

「お文(ふみ)の魂」
「勘平(かんぺい)の死」
「お化(ばけ)師匠」
「半鐘の怪」
「奥女中」
「朝顔屋敷」
「猫騒動」
「鷹のゆくえ」
「津(つ)の国屋(くにや)」
「向島(むこうじま)の寮」
「蝶合戦」
「筆屋の娘」
「あま酒売」
「冬の金魚」
「三つの声」
「かむろ蛇」
「幽霊の観世物(みせもの)」
「二人(ににん)女房」


岡本綺堂

(オカモトキドウ )

1872年東京府生まれ。90年に東京日日新聞に入社後、新聞記者として働く傍ら、戯曲の執筆を始め、『修禅寺物語』『番町皿屋敷』などを残す。小説では代表シリーズ〈半七捕物帳〉が、時代小説と探偵小説を融合した捕物帳の原点となり、多くの作家に影響を与えた。1939年没。