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明治中期の東京。元・岡っ引きの半七老人が若き日に遭遇した事件を新聞記者に語って聞かせる時、江戸の捕物が鮮やかに蘇る! 火事でもないのに何度も半鐘を鳴らすなど、人々を不安がらせる悪戯(いたずら)を続ける犯人を突きとめる「半鐘の怪」など18編。〈シャーロック・ホームズ〉シリーズの影響を受けて誕生し、全ての捕物帳の原点となった著名なシリーズからよりすぐった傑作選、降臨!
「お文(ふみ)の魂」
「勘平(かんぺい)の死」
「お化(ばけ)師匠」
「半鐘の怪」
「奥女中」
「朝顔屋敷」
「猫騒動」
「鷹のゆくえ」
「津(つ)の国屋(くにや)」
「向島(むこうじま)の寮」
「蝶合戦」
「筆屋の娘」
「あま酒売」
「冬の金魚」
「三つの声」
「かむろ蛇」
「幽霊の観世物(みせもの)」
「二人(ににん)女房」
岡本綺堂
(オカモトキドウ )1872年東京府生まれ。90年に東京日日新聞に入社後、新聞記者として働く傍ら、戯曲の執筆を始め、『修禅寺物語』『番町皿屋敷』などを残す。小説では代表シリーズ〈半七捕物帳〉が、時代小説と探偵小説を融合した捕物帳の原点となり、多くの作家に影響を与えた。1939年没。
末國善己
(スエクニヨシミ )1968年広島県生まれ。明治大学卒、専修大学大学院博士後期課程単位取得中退。時代小説、探偵小説などの文芸評論を多数執筆する。主な著書に『時代小説で読む日本史』『夜の日本史』、編書に『名月一夜狂言 人形佐七捕物帳ミステリ傑作選』『君を恋ふらん 源氏物語アンソロジー』『山本周五郎[未収録]ミステリ集成』〈山本周五郎探偵小説全集〉〈岡本綺堂探偵小説全集〉などがある。