城昌幸
(ジヨウマサユキ )1904年東京府生まれ。京華中学校を四年時に退学。25年、『探偵文学』に「秘密結社脱走人に絡る話」を発表。続いて「その暴風雨」「怪奇の創造」などを『新青年』に発表し、怪奇小説の名手として活躍。時代小説では〈若さま侍捕物手帖〉シリーズで人気を博した。ショートショートの先駆として名高く、城左門名義で詩人としても活動。また、探偵小説専門誌『宝石』の創刊に携わり、のちに宝石社社長となる。76年没。
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星新一をして「珠玉の掌篇を味わった」と讃した、詩人にして探偵作家・城昌幸の掌篇傑作選全二巻。本巻では、逝去直前に刊行された選集『のすたるじあ』全編に書籍初収録を含む掌篇を多数併録。
江戸川乱歩が「人生の怪奇を宝石のように拾い歩く詩人」と評した、詩人にして探偵作家・城昌幸の掌篇傑作選全二巻。本巻では、自選集『みすてりい』全編に散文詩的作品など増補。
姓名、身分不明の若侍は名探偵! 250編近い短編から厳選した25編を収録。「五大捕物帳」の一つにして、〈隅の老人〉に連なる、伝説の安楽椅子探偵シリーズの決定版!
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