江戸で猫絡みの奇妙な事件が頻発、猫の守り手たる王蜜の君は放っておけず、弥助や千弥も巻きこんで、事件の裏を探り始める。今回は猫だらけ、お江戸妖怪ファンタジイ第六弾。
大好きな彼は秘密をかかえているらしいし、妹のミアが夢遊病の発作をおこすし、夢の世界では〈死の将軍〉なる怪人物にあとをつけられるし。夢も現実も危機だらけの第二巻!
忽然と姿を消したレオン。謎を解く鍵はレオンの師が研究していたという禁術。魔導士が迫害される国を舞台に、偏見と差別に抗い懸命に生きる人々を描く感動のシリーズ最終巻。
自らの宿命を悟ったルシタナは、光の剣を求めて旅立った。預言は成就されるのか? 世界は滅亡を免れることができるのか? 人々の思いを乗せて、物語は圧巻の結末を迎える。
世界中を覆う異常な天候。アトーリス王国の秘密兵器の影響なのか。敵国もこの兵器を奪おうと画策している。戦いに翻弄されながらも精一杯生きる人々を描く壮大な四部作完結。
イスリルの魔道師が、リクエンシスの館の庭に眠る、邪悪な魂を呼び覚ましてしまう。シリーズ屈指の人気者紐結びの魔道師が自らの内に潜む闇と対峙する、激動の三部作開幕!
母親の恋人の家族と同居することになったリヴ。ある晩見たリアルな夢の中で、学校で人気の男子4人組に遭遇する。『紅玉は終わりにして始まり』で人気の著者の新三部作開幕。
人の感情から石を創る類稀な才をもつが故に、故国を滅ぼした憎い敵に仕えることになったナイトゥル。ある日、怪我人の傷から出た黒い水晶が、彼に見知らぬ国の幻を見せる。
妖精が関与しているらしい事件が頻発。そこに魔法使いと妖精の対立を煽る怪しい魔法使いが出現。バレリーナとしてのキャリアを再開したソフィーはまたしても巻きこまれる。
東洋の麗しやかな小国〈蕃東〉。そこでは世にも稀なる不可思議なことが起きるという――翻訳家・アンソロジストとして知られる名手が描く、空想世界の御伽草子。
平凡な夫婦のもとに突然現れた小さな天使アンジェリーノが巻き起こす騒動。国際アンデルセン賞受賞の名手が描く、『肩胛骨は翼のなごり』とはひと味ちがう可愛い天使の物語。
妖力を奪われ眠りにつく玉妖の相棒を目覚めさせようとする彩音は、いつの間にか遷都を巡る陰謀に巻きこまれる羽目に。石に宿る精霊、玉妖と駆妖師の絆を描くシリーズ第三弾。
アリザと龍の騎手アリステアの出会いは最悪だった。騎手といえば誇り高く高潔な人物のはずではなかったのか? 『高慢と偏見』×ドラゴンのロマンティック・ファンタジイ。
久蔵の許嫁の初音がさらわれた。しかも初音は妖怪だという。厄介事が大好きな妖猫族の姫の手引きで初音が閉じ込められている屋敷に忍び込んだ久蔵だったが。シリーズ第五弾。
穢れの町は炎に包まれ堆塵館は崩壊、アイアマンガー一族は命からがらロンドンに逃れた。クロッドの、ルーシーの運命は。いかなる想像も凌駕する驚天動地の結末。三部作完結。
豪商天鵺家の跡継ぎの遊び相手として迎え入れられた茜。だが彼女がそこで見たのは一族にのしかかる負の鎖だった。〈妖怪の子預かります〉シリーズの著者の時代ファンタジイ。
〈道〉を求めて都をあとにした若き吟遊詩人たちに、宮廷詩人の放つ追っ手が迫る。友情と裏切り、血の呪術、秘められた恋……。歌に満ちた世界を描く驚異の新人の話題作登場。
十二年に一度、都で行われる競技会で、最も優れた吟遊詩人に〈銀の枝〉が与えられる。秘められた魔法と、陰謀。吟遊詩人たちの密かな戦いと探求を描く本格ファンタジイ。
文字を持たぬ辺境に生まれた青年は、世界中の書物を収めた王立図書館のある島で自らの運命を知る。書物と口伝、真実はどちらに宿るのか? 世界幻想文学大賞受賞など四冠。
魔導士への迫害が増すラバルタ。ある日私塾が襲撃され、生き残った少女デュナンは三人の子どもを連れ行くあてのない逃避行を続ける。魔導士たちの運命を描くシリーズ第三弾。