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月光亭事件

太田忠司


月光亭事件

ジャンル
国内ミステリ > 本格ミステリ
国内ミステリ > 少年・少女探偵
レーベル
創元推理文庫(M)
シリーズ
少年探偵・狩野俊介シリーズ

判型:文庫判
ページ数:326ページ
初版:2009年6月30日

ISBN:978-4-488-49001-0
Cコード:C0193
文庫コード:M-お-6-1

装画:竹岡美穂
装幀:波戸恵


内容紹介

引退した名探偵・石神法全の後を継いで探偵事務所を営む野上英太郎の元に、ある日猫を連れた少年が訪れる。卓越した推理力を持つその少年・狩野俊介は、石神との出会いを契機に探偵を志していた。野上は彼を助手として、直後に舞い込んだ依頼――大病院の院長の妻に取り入り、一家の館に居座る奇妙な宗教家の正体を暴くこと――に乗り出すが。少年探偵・狩野俊介シリーズ第1弾。解説=はやみねかおる



太田忠司

(オオタタダシ )

1959年愛知県生まれ。名古屋工業大学卒業。81年、「帰郷」が「星新一ショートショート・コンテスト」で優秀作に選ばれる。『僕の殺人』以下の〈殺人三部作〉などで新本格の旗手として活躍。2004年発表の『黄金蝶ひとり』で第21回うつのみやこども賞受賞。『刑事失格』に始まる〈阿南〉シリーズほか、〈狩野俊介〉〈探偵・藤森涼子〉〈ミステリなふたり〉〈名古屋駅西喫茶ユトリロ〉など多くのシリーズ作品を執筆。その他『奇談蒐集家』『怪異筆録者』『遺品博物館』『麻倉玲一は信頼できない語り手』『喪を明ける』など著作多数。