ミステリナフタリ アラカルト

ミステリなふたり a la carte

  【単行本版】

太田忠司


ミステリなふたり a la carte

ジャンル
国内ミステリ > ミステリ
国内ミステリ > 連作短編集
レーベル
創元クライム・クラブ

判型:四六判仮フランス装
ページ数:278ページ
初版:2013年8月30日

ISBN:978-4-488-02542-7
Cコード:C0093

装画:柴田純与
装幀:松木美紀


内容紹介

氷の女王として愛知県警捜査一課に君臨する京堂景子警部補は、絶対零度の視線、鋭利な言葉、有無を言わせぬ腕力で見事事件を解決する。まさに鋼鉄の女刑事≠ナある彼女だが、次々と難事件を解く陰には、なんと夫の内助の功≠ェあった。「しんたろーくーん、わたしもー疲れ切っちゃったわあ」「わかったわかった。今すぐ御飯用意するから」──料理の腕も推理もプロ級の旦那さま・新太郎くんによる創意工夫に溢れた料理と名推理をご堪能あれ!


太田忠司

(オオタタダシ )

1959年愛知県生まれ。名古屋工業大学卒業。81年、「帰郷」が「星新一ショートショート・コンテスト」で優秀作に選ばれる。『僕の殺人』以下の〈殺人三部作〉などで新本格の旗手として活躍。2004年発表の『黄金蝶ひとり』で第21回うつのみやこども賞受賞。『刑事失格』に始まる〈阿南〉シリーズほか、〈狩野俊介〉〈探偵・藤森涼子〉〈ミステリなふたり〉〈名古屋駅西喫茶ユトリロ〉など多くのシリーズ作品を執筆。その他『奇談蒐集家』『怪異筆録者』『遺品博物館』『麻倉玲一は信頼できない語り手』『喪を明ける』など著作多数。