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彼女はたぶん魔法を使う

樋口有介


彼女はたぶん魔法を使う

ジャンル
国内ミステリ > ハードボイルド
国内ミステリ > 青春ミステリ
国内ミステリ > 私立探偵小説
レーベル
創元推理文庫(M)
シリーズ
柚木草平シリーズ 1

判型:文庫判
ページ数:334ページ
初版:2006年7月28日

ISBN:978-4-488-45901-7
Cコード:C0193
文庫コード:M-ひ-3-1

装画:最上さちこ
装幀:SONICBANG Co.,


内容紹介

フリーライターの俺、柚木草平は、雑誌への寄稿の傍ら事件の調査も行なう私立探偵。元刑事という人脈を活かし、元上司の吉島冴子から未解決の事件を回してもらっている。今回俺に寄せられたのは、女子大生轢き逃げ事件。車種も年式も判別されたのに、犯人も車も発見されないという。さっそく被害者の姉・香絵を訪ねた俺、柚木草平は、人並みはずれた香絵の美貌に驚きつつも、調査を約束する。事件関係者は美女ばかりで、事件の謎とともに俺を深く悩ませる。38歳の“青春”を描く、私立探偵ミステリ《柚木草平シリーズ》第1弾。



樋口有介

(ヒグチユウスケ )

1950年群馬県生まれ。國學院大學中退。88年、『ぼくと、ぼくらの夏』でサントリーミステリー大賞読者賞を受賞しデビュー。『風少女』が第103回直木賞候補となる。『彼女はたぶん魔法を使う』に始まる〈柚木草平シリーズ〉をはじめ、青春味溢れる作品で人気を博す。著作は他に、『林檎の木の道』『雨の匂い』『ピース』『夢の終わりとそのつづき』『捨て猫という名前の猫』などがある。