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美女に降りまわされつつ、事件調査も生活の糧にしているフリーライター・柚木草平。恋人の吉島冴子、クロコダイルの武藤、ナンバー10の葉子などからまわってくる調査には、なぜか美女がからんでいて……。エステ・クラブの美人オーナーの義妹にまつわる依頼。芸能プロダクションの社長からの失踪した女優の捜索依頼。雑貨店の美人オーナーからは、死んだはずの夫から送られてきた手紙の調査依頼が迷い込む。柚木を憂鬱に、そしてやる気にさせる美女たちからの3つの依頼を描く連作集。青春私立探偵シリーズ第3弾。著者あとがき=樋口有介/解説=宇田川拓也
●収録作品
「雨の憂鬱」
「風の憂鬱」
「光の憂鬱」
樋口有介
(ヒグチユウスケ )1950年群馬県生まれ。國學院大學中退。88年、『ぼくと、ぼくらの夏』でサントリーミステリー大賞読者賞を受賞しデビュー。『風少女』が第103回直木賞候補となる。『彼女はたぶん魔法を使う』に始まる〈柚木草平シリーズ〉をはじめ、青春味溢れる作品で人気を博す。著作は他に、『林檎の木の道』『雨の匂い』『ピース』『夢の終わりとそのつづき』『捨て猫という名前の猫』などがある。