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桜が散り騒ぐ春。娘の加奈子に振り回された後に、月刊EYESの打ち合わせに訪れる柚木。その場で新しい担当の小高直海の紹介と、新たな事件記事の依頼を受けることに。事件は渋谷のラブホテルで発生した、女子高校生殺害事件。行きずりの犯行と思われる事件に、食指は動かないものの、さっそく直海を相棒に現場のホテルや、被害者の友人を訪ね歩くと……。イマドキの女子高校生には圧倒され、次々現れる美女には翻弄され、そして事件の思わぬ展開に、柚木の悩みはまだまだ尽きない。好評シリーズ第6弾。解説=伯方雪日
樋口有介
(ヒグチユウスケ )1950年群馬県生まれ。國學院大學中退。88年、『ぼくと、ぼくらの夏』でサントリーミステリー大賞読者賞を受賞しデビュー。『風少女』が第103回直木賞候補となる。『彼女はたぶん魔法を使う』に始まる〈柚木草平シリーズ〉をはじめ、青春味溢れる作品で人気を博す。著作は他に、『林檎の木の道』『雨の匂い』『ピース』『夢の終わりとそのつづき』『捨て猫という名前の猫』などがある。