ダレモワタシヲアイサナイ

誰もわたしを愛さない

樋口有介


誰もわたしを愛さない

ジャンル
国内ミステリ > ハードボイルド
国内ミステリ > 青春ミステリ
国内ミステリ > 私立探偵小説
レーベル
創元推理文庫(M)
シリーズ
柚木草平シリーズ 6

判型:文庫判
ページ数:410ページ
初版:2007年9月14日

ISBN:978-4-488-45908-6
Cコード:C0193
文庫コード:M-ひ-3-8

装画:最上さちこ
装幀:SONICBANG CO.,


内容紹介

桜が散り騒ぐ春。娘の加奈子に振り回された後に、月刊EYESの打ち合わせに訪れる柚木。その場で新しい担当の小高直海の紹介と、新たな事件記事の依頼を受けることに。事件は渋谷のラブホテルで発生した、女子高校生殺害事件。行きずりの犯行と思われる事件に、食指は動かないものの、さっそく直海を相棒に現場のホテルや、被害者の友人を訪ね歩くと……。イマドキの女子高校生には圧倒され、次々現れる美女には翻弄され、そして事件の思わぬ展開に、柚木の悩みはまだまだ尽きない。好評シリーズ第6弾。解説=伯方雪日



樋口有介

(ヒグチユウスケ )

1950年群馬県生まれ。國學院大學中退。88年、『ぼくと、ぼくらの夏』でサントリーミステリー大賞読者賞を受賞しデビュー。『風少女』が第103回直木賞候補となる。『彼女はたぶん魔法を使う』に始まる〈柚木草平シリーズ〉をはじめ、青春味溢れる作品で人気を博す。著作は他に、『林檎の木の道』『雨の匂い』『ピース』『夢の終わりとそのつづき』『捨て猫という名前の猫』などがある。