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暑く気だるい高2の夏休み。池掘りをして退屈をまぎらわせていたぼくのもとに、元恋人の死が告げられる。気まぐれで面倒なやつだったけど、自殺するような子でもなかったはず。あの日ぼくは、渋谷から彼女の電話を受け、その呼び出しを断っていた。渋谷にいた彼女が、御宿に向かったのはなぜか? 深まる謎と、次第に明らかになる自分の知らない彼女の姿。悲しくも、爽やかな夏と青春の姿を描いた、著者の代表作。著者あとがき=樋口有介/解説=関口尚
樋口有介
(ヒグチユウスケ )1950年群馬県生まれ。國學院大學中退。88年、『ぼくと、ぼくらの夏』でサントリーミステリー大賞読者賞を受賞しデビュー。『風少女』が第103回直木賞候補となる。『彼女はたぶん魔法を使う』に始まる〈柚木草平シリーズ〉をはじめ、青春味溢れる作品で人気を博す。著作は他に、『林檎の木の道』『雨の匂い』『ピース』『夢の終わりとそのつづき』『捨て猫という名前の猫』などがある。