今後発行予定の近刊情報です。
※刊行日・書名・価格など変更になる場合がございます。
※定価は税込みです。
空き家やキャンプ場、岩場や砂浜……英国コーンウォールの海辺には、忘れがたい物語がひそんでいる。サマセット・モーム賞受賞作『潜水鐘に乗って』に続く珠玉の第二作品集。
東京で同級生三人が久しぶりの再会を果たす。話題は小学生時代の、あの事故の話になっていく……。第1回創元ミステリ短編賞受賞作「嘘つきたちへ」を含むデビュー短編集。
ヴィクトリア朝ロンドン郊外の電信局で起きた密室殺人。疑われた青年を救う為、電信士ローラが己の知識と技能を駆使して見えない犯人を追う。第33回鮎川哲也賞受賞第一作。
雪山で連続するおかしな事件。手がかりは、麓の劇場から消えたクリスティの戯曲『ねずみとり』の脚本? 書店を切り盛りする姉妹が謎解きに挑むミステリシリーズ第二弾!
ルーマニアからの亡命将校の射殺体が発見され、床にDRACという血文字が……。その後続いた、女性たちが血を抜かれ、躰に血文字を残される異常な連続殺人! 一連の事件に矢吹駆が挑む。
怪我をした傭兵のヴィヴが置いていかれた町には、美味しいパンを売るべーカリーと潰れそうな書店が。ヴィヴは書店を建て直そうとするが……。『伝説とカフェラテ』前日譚。
「かつてアイドルとして活動していた社長」と「その姿に憧れていた新入社員」が出会い、すれ違いや困難の果てにたどり着く、年齢や立場を越えた先にある”絆”の物語。
避暑地の別荘に揃った幼馴染み五人のうち、ひとりが死に、ひとりが警察に連行される。五人の間に何があったのか? なぜ事件は起きたのか? 息を呑む心理劇の行く末は。
一見無駄に見えるものを大事そうに集める人と、彼・彼女らの内面を知ろうとする人たちが不器用ながらも寄り添い合う様子を描いた、全5編からなる愛おしい短編集。
初邦訳の犯人当て短編や、コラムなどで贈る「英国ミステリ特集」。大島清昭、君嶋彼方による読み切り掲載。第25回本格ミステリ大賞全選評、一挙掲載ほか。
【ローカス賞・クラーク賞最終候補】徹底した能力主義の技術統治体制がしかれ、生産性とソーシャルスコアがすべてを決める都市で、叛逆の胎動が……インド発の近未来SF!
すべての扉と窓に内側から目張りがされた部屋で、園長と一匹の大蛇が死んでいた。名探偵H・M卿が戦時下ロンドンの動物園で直面する密室の謎! 不可能犯罪の巨匠の会心作。
地中海クルーズの最中に殺人が……! 警察官と豪華客船の看護師、親友同士の女性たちが事件に挑む。とびきりの謎解きと豪華なクルーズ船の旅行を楽しめる新シリーズ開幕。
とあるターミナル駅に隣接したデパートの屋上には、知る人ぞ知るうどんの名店がある。そこにはうどんを求める客と共に、いくつもの不可解な謎が集まる。名手が贈る連作ミステリ。
捜査官シグルデュル=オーリが恐喝者である女性の家にいってみると、女性は血を流して倒れており、彼自身も何者かに襲われ……。北欧ミステリの巨人の名シリーズ第8弾登場!
一杯二千円もするコーヒーを毎日注文する客は何者なのか? 推理を楽しむ桜戸大学ミステリ研究会の前に、当人が現れて……第1回創元ミステリ短編賞受賞作を含む短編集。
第二の目をもつカイと無愛想で人間嫌いのランスの出会いがふたりの未来を変えた。英国の田舎町舞台にした大人気ファンタジイを単行本で。書き下ろし&文庫版未収録短編収録。
ポルターガイスト調査に挑む晴子と越野。現象は収束するも依頼人が失踪してしまい──。ベストホラー2024で1位に輝いた『深淵のテレパス』に続く、シリーズ第2弾!
リストに名前が掲載された9人が、次々と殺されていく──。彼らのつながりとは? 『そして誰もいなくなった』に捧げる、驚愕の展開の連続で読者を翻弄する極上のミステリ!
死体を埋めて生計を立てる織賀と、織賀に請われ死体の謎を解く羽目になった祝部。二人だけの奇妙な部活の向かう先とは。最注目の著者による初期傑作、書き下ろしを加えて復刊。