― アンソロジー―
ケリー・リンク、ジョイス・キャロル・オーツら当代の幻想文学の名手が書き下ろした、シャーリイ・ジャクスン賞、ブラム・ストーカー賞受賞のトリビュート・アンソロジー。
怪奇小説の名翻訳家・平井呈一が愛した名品11編を収録。E・T・A・ホフマン「古城物語」ほか、M・R・ジェイムズ、A・ブラックウッドらの傑作ほかハーンの随筆で贈る。
旧い邸宅に現われる幼い少年の幽霊、下宿先で立て続く謎の怪異、廃船のなかで過ごす恐怖の一夜……選りすぐりの聖夜怪談13編を収録する。
日本史の闇に君臨する〈鬼〉の物語は、いまも絶えることなく語り継がれている。そんな鬼たちの怖ろしくも哀しい伝説を愛してやまない作家による〈鬼〉文学入門のアンソロジー!
日本の新旧文豪たちによる吸血鬼小説と名作翻訳の集大成。文人たちが織りなす、紅蓮の血と哀切な宿命の饗宴。須永による手書き掌篇と深井國による吸血絵物語を特別収録!
『吸血鬼ドラキュラ』に先駆けて発表された吸血鬼小説に焦点を当てた画期的アンソロジー。バイロン、ポリドリによる名作の新訳、伝説の大著『吸血鬼ヴァーニー』抄訳ほか10篇を収録。
明治末期から昭和初頭、文壇を席巻した怪談ブーム。本書には日本怪奇実話史を彩る巨匠たちの代表作を収録。虚実のあわいに開花した恐怖と戦慄の花々を、さあ愛でたまえ!
伝説の〈世界恐怖小説全集〉最終巻のために、英米怪奇小説翻訳の巨匠・平井呈一が編訳した幻のアンソロジー『屍衣の花嫁』が再臨。古き佳き大英帝国の気風が横溢する怪談集。
彼岸と此岸、死者と生者のあわいに思いを凝らす作家たちの手で生み出された新時代の怪談文芸。平成の三十余年間に誕生した名作を、全三巻に精選収録する至高のアンソロジー。
20世紀から21世紀への転換期にあって、平成日本の怪奇小説シーンは日本人の深淵へ肉迫する。平成時代生まれの怪奇小説の名作を、全三巻に精選収録するアンソロジー第二弾。
『吸血鬼ドラキュラ』『吸血鬼カーミラ』『怪奇小説傑作集』など、怪奇小説の名作の翻訳、編纂で注目を集めた斯界の第一人者・平井呈一の仕事を一望する。
平成の三十余年間に生み出された名作を、全三巻に精選。第一巻は平成元年から平成十年までに発表された作品、十五作を収録。時代を彩った怪奇小説の粋をお楽しみください。
文豪たちの語る妖怪たちを集めたアンソロジー。尾崎紅葉「鬼桃太郎」、泉鏡花「天守物語」、小泉八雲/円城塔訳「ムジナ」、芥川龍之介「狢」、室生犀星「天狗」等19編を収録。
西洋怪奇小説の鉱脈は、無尽蔵の宝の山である──稀代の碩学が満を持して贈る、至高の怪奇幻想文学アンソロジー最終巻。グラン・ギニョル、パルプ雑誌の世界を集める第三巻。
ウエイクフィールド、マッケン、デ・ラ・メアら、怪奇小説黄金期の巨匠たちの本邦初訳作を始めとする十八篇を収録。稀代の碩学のライフワークとなる巨大アンソロジー第二巻。
西洋怪奇小説の鉱脈は、汲めども尽きぬ宝の山――稀代の碩学が満を持して贈る、至高の怪奇幻想文学アンソロジー第一巻。本邦未訳作を含む十四編。
とにかく映画にまつわるホラーを――そんな編者スカウの呼びかけに馳せ参じたホラー界のスター作家たち。あらゆる恐怖の物語が勢揃いする、究極の映画ホラーアンソロジー。
ランズデール、バーカー、ブロック、マキャモンなど、超一流の恐怖の紡ぎ手が集結! この世にあってはならない多種多彩な悪夢が勢揃いする、世紀の映画ホラーアンソロジー。
【荒俣宏氏推薦】戦前、日本に翻訳・翻案された〈ウィアード・テールズ〉初出のホラー短編を、当時の文章のままアンソロジー化した。各編にも詳細な書誌的解説を付す。画期的なアンソロジー×研究書。
ラヴクラフトによる共作・補作を網羅した、文庫版全集最終巻。「博物館の恐怖」「永劫より」「エリュクスの壁の中で」「夜の海」ほか全十二編に、上下巻収録作品の解題を収録する。