注目の本 バックナンバー


該当商品146件中、131〜140件目を表示


ぼくの、マシン

商品詳細をみる

超お買い得!日本SFの入門書

『ぼくの、マシン』

大森望

大森望氏による2000年から2009年の10年間に発表された短編SFの中から厳選されたベストSF集成が2冊同時に刊行されました。
名高いSF作家から、ミステリなどで活躍する作家まで、幅広く収録しています。ちょっとふしぎな日常から、宇宙や未来世界を舞台に描かれるワンダーワールド。ゼロ年代SFはもちろん、SFの入門書として最適の作品です。ぜひ、気になる作品からお試しください。

『ぼくの、マシン』収録作
野尻抱介「大風呂敷と蜘蛛の糸」
小川一水「幸せになる箱庭」
上遠野浩平「鉄仮面をめぐる論議」
田中啓文「嘔吐した宇宙飛行士」
菅 浩江「五人姉妹」
上田早夕里「魚舟・獣舟」
桜庭一樹「A」
飛 浩隆「ラギッド・ガール」
円城 塔「Yedo」
伊藤計劃+新間大悟「A.T.D Automatic Death■ EPISODE:0 NO DISTANCE, BUT INTERFACE」
神林長平「ぼくの、マシン」


『逃げゆく物語の話』収録作
恩田 陸「夕飯は七時」
三崎亜記「彼女の痕跡展」
乙 一「陽だまりの詩」
古橋秀之「ある日、爆弾がおちてきて」
森岡浩之「光の王」
山本 弘「闇が落ちる前に、もう一度」
冲方 丁「マルドゥック・スクランブル“?200”」
石黒達昌「冬至草」
津原泰水「延長コード」
北野勇作「第二箱船荘の悲劇」
小林泰三「予め決定されている明日」
牧野 修「逃げゆく物語の話」

大森望『ぼくの、マシン ゼロ年代日本SFベスト集成〈S〉』序
大森望『逃げゆく物語の話 ゼロ年代日本SFベスト集成〈F〉』序

晩夏

商品詳細をみる

切なさに心ふるえる恋愛ミステリの傑作

『晩夏』

図子慧

夏の日に訪れた事件は、やがて少女の終わりとともに過ぎていった──。
伯母の死をきっかけに崩れはじめた日常。互いに慕い同じ日々を過ごしていた幼馴染の少年はなにを隠しているのか。
そして、事件の核心に近づくもう1人の男。ふたりの間で揺れ動く少女の心。
事件の真相を追う主人公、想子の心の機微を鮮やかに描き出し、あっと驚かされる真相が待ち受けるミステリとしても手腕も鮮やかな実力派作家の恋愛ミステリの傑作です。

●オリオン書房ノルテ店 高橋美里
一度読んだら忘れられない、二回三回重なるごとに気づくことがある。
何度読んでも変わらず美しく濃密で秘めやかな、夏の終わり。
あなたにも、経験してほしい一冊です。

英雄たちの朝

商品詳細をみる

各誌書評で大絶賛!今年再注目の翻訳ミステリ

『英雄たちの朝』

ジョー・ウォルトン
茂木健

刊行後、多くの雑誌、新聞に書評が載り、三部作刊行後の評価も高く読書人の間で話題となっている「ファージングシリーズ」。その評価はミステリだけなく、壮大な歴史改変エンターテインメントとしても大きく話題となっています。

1949年、副総統ルドルフ・ヘスの飛来を契機に、ナチスと手を結ぶ道を選んだイギリス。和平へとこの国を導いた政治派閥「ファージング・セット」は、国家権力の中枢にあった……。この歴史の選択がやがて多くに人々を巻き込み、国家を揺るがす事件へとつながっていくのだが。

架空の歴史にも関わらず、その描写のリアルさは素晴らしく、「もしも」の世界を鮮やかに描きだしています。さらに、それぞれの巻ごとに主人公が変わり、読み手の興味を最後まで引っ張ります。そして全てが集約されるラスト。年末のミステリベストランキングにも上位入賞が期待されるこの三部作、ぜひチェックしてみてください。

●英雄たちの朝
●暗殺のハムレット
●バッキンガムの光芒

ミステリ界で名だたる作家、書評家により熱い推薦コメントを戴きました!

●川出正樹
英国人の血に流れる不屈の闘志。誇りを胸に強大な”内なる敵”に立ち向かう人々を活写した傑作大河娯楽小説

●法月綸太郎
クリスティからル・カレまで、英国ミステリ最上級の興奮と感動がいま甦る!

●千街晶之
巨悪と闘う良心と正義と勇気。この古典的な設定が、豊かな物語の衣をまとってスリリングに再生した

●三橋曉
謎と陰謀に満ちたもうひとつの英国史。変幻自在の三部作に喝采を

●関口苑生
時代の錯誤と国家の暴力を、こんな形でミステリに仕立てるとは。嗚呼、これが小説のたくらみなのか!

●村上貴史
謎解き・謀略・冒険──うねる物語の“これぞ大団円”を満喫せよ!

『英雄たちの朝』
小谷真理「現実とスレスレ、満点のスリル」(日本経済新聞7月28日、目利きが選ぶ今週の3冊)
杉江松恋「ナチス・ドイツと講和を結んだ「もうひとつのイギリス」が舞台の歴史改変ミステリー」(週刊SPA!7月27日号)
関口苑生「“英国講和”後の世界が!?」(週刊現代7月10日号、特選ミステリー)
千街晶之(J-novel8月号)
戸松淳矩(ミステリーズ!Vol.42)
野崎六助「イギリスとドイツが講和!? 注目の歴史改変小説が開始」(週刊エコノミスト7月13日号、おすすめミステリ)
古山裕樹(ミステリマガジン9月号)
細井威男(SFマガジン9月号)
三橋曉(波7月号、三橋曉の海外エンタ三つ巴)
三橋曉(本の雑誌7月号、新刊めったくたガイド)

『暗殺のハムレット』
古山裕樹(ミステリマガジン10月号)
三橋曉(本の雑誌8月号、新刊めったくたガイド)
細井威男(SFマガジン10月号)

『バッキンガムの光芒』
大倉貴之(新刊展望10月号)
北上次郎(小説推理11月号、今月のベストブック)
千街晶之「楽天家が描き出す実はシビアな結末」(週刊朝日10月8日号、週刊図書館)
古山裕樹(ミステリマガジン11月号)
細井威男(SFマガジン11月号)

三部作を通しての書評
目黒孝二(北上次郎)(TBSラジオ、森本毅郎スタンバイ・ブックナビ、9月16日放送)
大森望「もうひとつの英国を描く極上の歴史改変ロマン」(週刊新潮9月23日号、BOOK OF THE WEEK)

朝顔はまだ咲かない

商品詳細をみる

大人未満の少女二人が織りなす、愛すべきストーリー

『朝顔はまだ咲かない』

柴田よしき

『激流』(徳間文庫)ではサスペンス・ミステリを、『やってらない月曜日』(新潮文庫)ではOLの日常をリアルに描き共感を得ている柴田よしき作品。そんな幅広いジャンルで活躍している著者が描く、大人未満の少女二人の青春ミステリが文庫化となりました。

主人公は些細なきっかけからひきこもりになってしまった小夏。自分でもいつかはこの場所から踏み出さなくてはいけないと分かりつつも同じ日常を繰り返す毎日。そんな彼女に訪れたのは不可思議な謎たち。雨でもないのに通り過ぎる傘、いつまでたっても咲かない朝顔に隠された秘密……謎を解き明かすことで、少しずつ彼女の世界は動き始める。やがて──。彼女の長い長い夏休みが終わるまでの物語。

動き出せない小夏の心情に共感しながらも、少しずつ変わろうとする彼女を応援したくなります。そして、読み終わった後にやってくる静かな感動。さわやかな余韻溢れる素敵な連作ミステリです。

漂流巌流島

商品詳細をみる

『邪馬台国はどこですか?』に次ぐ歴史ミステリの傑作登場!

『漂流巌流島』

高井忍

綾辻行人・有栖川有栖両氏に絶賛された第2回ミステリーズ!新人賞受賞作「漂流巌流島」を含む、歴史ミステリ連作短編集『漂流巌流島』の待望の文庫化です。
人使いの荒い監督に言われ、ひょんなことからチャンバラ映画のプロットだてを手伝う羽目になった主人公。よく知らている歴史的事件を居酒屋で頭をつきあわせ、あーでもない、こーでもないと集めた資料を検討すると、意外な真相が浮かび上がり……?
宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘、忠臣蔵の討ち入り、池田屋事件、鍵屋の辻の仇討ちを題材に、著者が膨大な資料をもとに新たな切り口で歴史的事件を解き明かす!
『邪馬台国はどこですか?』に続く新たな歴史ミステリの傑作登場です。


歴史的事件の意外な真相が明らかに……!
ここだけのあとがき【Webミステリーズ!】


(2010年9月6日)

ボーナス・トラック

商品詳細をみる

第16回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞の著者デビュー作、待望の文庫化!

『ボーナス・トラック』

越谷オサム

『階段途中のビックノイズ』で人気急上昇中の大注目作家、越谷オサムのデビュー作を初文庫化。
草野哲也は、雨降る深夜の仕事からの帰り道で、ひき逃げ事件に遭遇してしまった。倒れている被害者を前に動転しながらも、どうにかしなくてはと応急処置を始める。
一方、突然の事故に見舞われた横井亮太は、何が起きたのかを回想しながら自分の不運を嘆いていた。
でもちょっとまって、なんで死んだのに意識があるの?もしかして、俺、幽霊になっちゃった!?
楽天家の幽霊に振り回されながら、犯人捜しを始めた主人公たちの騒がしい日々を、おかしいけれどちょっと切なく描いた出会いと別れの物語。
越谷オサム作品を愛する書店員さんより応援コメントをいただきました!

●ブックストア談 浜松町店 前田直希
越谷オサムの小説にはいつも等身大の主人公が出てくるので、自分を投影させながら夢中になって1日で読んでしまう。
読み終わったあとの爽快感がとても心地よくたまらない!!

●紀伊國屋書店 京橋店 此川 裕子
こんな面白い本をチェックしてなかったなんて不覚! でも文庫価格で読めてお得!! またチェックしないといけない作家さんに出会ってしまいました。

●丸善 お茶の水店 横田陽子
越谷オサムのデビュー作がいよいよ文庫化。要所要所で登場するマニアックな音楽のエピソードといい、心温まるラストといい、越谷オサムの魅力がいっぱい詰まった宝箱の様な名作です。

●旭屋書店 営業部仕入統括課 硲 千佳子
読みやすい文体、リズムのいい会話、続きの気になるストー
リー展開。この本はおすすめせずにいられません! 久しぶりの超おすすめ本です!! 亮太のような幽霊なら全然こわくないかも!?

●精文館書店 中島新町店 久田かおり
ひき逃げにより強制終了された主人公亮太の人生のプラスαの充実ぶりを見て、自分自身を深く反省。「誰かのために」自分にしか出来ないってことがこの世にはたくさんあるんだから、ムダには出来んぞ、この人生。だってせっかく生きてるんだもん。

●三省堂書店 成城店 内田 剛
この世に未練たっぷりだから、せめて精一杯楽しまなければ損!!ほどよく笑えて爽やかに泣ける。ニヤリとホロリの交錯が忘れ難い印象となって思い切り弾ける物語。こんな青春、見た事ない!!

●紀伊國屋書店 和書仕入本部 高沢雅代
CDのボーナストラックって、結構はずれが多いけど、こんな人生のボーナストラックならあってもいいかも。心に暖かく残る一冊。

●オリオン書房 ノルテ店 高橋美里
死んでいるのに”生き生き”した幽霊は、たくさんの明るさと幸せと、少しの切なさをくれる。”死”を描きながらも悲しさはない、あるのは、とても幸せな時間だけ。おススメです。

●紀伊國屋書店 本町店 村山 大
越谷オサムのテンポあるキャッチーな語り口はユーレイの存在さえも違和感なく受け入れてしまう。死を扱いながらもポップに仕上げる手腕は見事。タイトルの意味に気づいた時、なんだかはっとさせられ、後味の良い幕引きがほんのりとした余韻を残す気持ちよい作品。

●丸善 横浜ポルタ店 大橋智子
油断していると、泣きをみます。「仲間になるってこういうこと。あなたがいなくなると淋しいってこういうこと。」という感情がラストにこみ上げてくるのです。

●ブックファースト エビスタ西宮店 南 香織
登場人物、一人一人に越谷さんの愛がつまっている気がします。捨てキャラなし! あと個人的に越谷さんの書く文章のテンポがすごく好きです。笑いあり!涙あり!越谷節の原点ここにあり。

●紀伊國屋書店 梅田本店 星 真一
主人公と彼にとり憑いた霊との会話が飄々として楽しい。通勤電車で思わずニヤニヤしてしまいました。こんな愉快な幽霊なら一度くらいお目にかかってみるのも悪くないって感じです。

●堀江良文堂書店 松戸店 高坂浩一
ユーモア溢れるストーリーに緊迫感やホロリとさせるシーンを織り込み最後にジワ?ンと余韻を残す傑作! 個人的に印象に残るのはプロレスゲームの件。こういった細かい所のこだわりが越谷作品の魅力! 神は細部に……いや、幽霊は細部に宿るという事なのね。

●丸善 ラゾーナ川崎店 沢田史郎
幽霊だからって、必ずしも怖いとは限らない。本書を読むとどうやらそういうことらしい。っつー訳でこの作品を草野君&亮太幽霊の友情譚として、私は推したい。少し切なくて寂しくて、だけどそれを補って余りある幸福感が、読後は胸を満たすことだろう。

●有隣堂 ルミネ町田店  渋沢良子
要領悪っ! の草野と、運悪っ! の亮太。なんともいえない二人の掛け合いに引き込まれ、一緒にわちゃわちゃ青春してしまえるとこがイイ! 照れくさいけど、やっぱり仲間っていいよなぁ、と思える一冊。スカッといい気分を求める人にはうってつけ。

(2010年8月6日)

道具屋殺人事件

商品詳細をみる

『六月六日生まれの天使』の著者による、落語ミステリの最高峰!

『道具屋殺人事件』

愛川晶

いま話題となっている『六月六日生まれの天使』の著者が描く、落語とミステリが見事に融合したシリーズ第1弾。
落語とは無縁だった主人公の亮子。しかし、縁あって落語家の妻となり、噺家の女房としても板についてきた。だがその矢先、殺人事件に巻き込まれてしまい……?
謎を鮮やかに解き明かすのは、夫である落語家・寿笑亭福の助の師匠、山桜亭馬春。しかし、馬春はその結末を明確には語らずに、弟子である福の助への芸事の助言として与えます。福の助はヒントを元にその真意を読み取り、実際に噺としてやり遂げ、さらに事件も解決してしまう。その流れは実に見事なものです。落語を知らなくても読み進めるうちに本物が聞きたくなってくる、そんな楽しい落語ミステリです。

●さわや書店 松本大介
ミステリ好きの皆様へ
この本を高く積んでいる書店はどうぞ贔屓にしてやって下さい。ホンモノを知るいい書店です。
(蛇足)
二話目「らくだのサゲ」は落語ファンも思わず唸ってしまう傑作です。

(2010年8月6日)

死闘館

商品詳細をみる

愛すべき作家・伯方雪日の初長編が登場!

『死闘館』

伯方雪日

デビュー作『誰もわたしを倒せない』で溢れんばかりに表現されていました格闘技への愛、本格ミステリへの愛はパワーアップし、さらに登場人物の人間造形は深みを増して、大変豊かな作品世界が描き上げられました。

仕事、恋人、将来…。人生に悩んで遥かニュージーランドにやってきた城島。しかし、待ち受けていたのは、「最強」に憑かれた一族の間で起こる殺人事件。城島はこれ以上の悲劇を止めるため、そして、弱い自分を変えるため、意を決して捜査に乗り出す。

最初は弱気だった城島が、仲間の協力を得たり、先輩刑事の言葉を思い出したりして徐々に凛とした行動をとっていくようになる様子が、読んでいてとても気持ちが良いです。それぞれ事情を抱えている一族の闇の部分とのコンストラストがまた際立ちます。驚きの本格ミステリとしてはもちろん、闇を抱えるある一族の人間ドラマとして、緊迫感みなぎる格闘小説として、悩め青年刑事・城島の成長小説として。物語のあらゆる愉しみを滑らかな筆致で味わえる、素晴らしい一冊です。

関西出身の作家という事もあり、関西の書店員さんを中心に応援コメントをいただきました!

●紀伊國屋書店梅田本店 星真一
フィジカルに裏づけられない観念や理想は、時として容易に人を殺してしまう。
伯方雪日は肉体と肉体のぶつかり合いを通して、〈最強〉という観念に憑かれた一族の崩壊と再生への希望を、みごとに描きだしてみせた。文字どおりの力技だった。

●ジュンク堂書店大阪本店 一柳友希
死闘館という限られた舞台で繰り広げられる無限大のストーリーに心奪われ夢中になって読みました!格闘技ミステリの生みの親、伯方雪日がFight!!

●ジュンク堂書店梅田ヒルトンプラザ店 藤田聡
ショッキングな冒頭、歴史的背景、ミステリの王道に格闘。
異質な物語の中に確かなメッセージのあるこの血肉のつまったエンターテイメント小説の世界にはまり、一気読みさせていただきました。

●ブックファースト阪急西宮ガーデンズ店 岸田安見
異国に建てられた日本家屋で起こる殺人事件、城島の刑事という職業に対する葛藤、完璧なアオテア柔術とは何なのか?
格闘シーンを愉しみながらも、連続殺人の真相を知りたくて、ページをめくる手は止まりませんでした。
犯人の正体が分かった時の驚愕を皆様もぜひ!!

●ブックスキヨスク新大阪店 白濱利奈
本当に全く格闘技を観戦しないので、技もわからないのですが、読んでいると自然と言葉が映像になって、まるで私も屋敷に忍び込んで、一族の闘いを観ている様でした。

●紀伊國屋書店梅田本店 小泉真規子
肉食系男子の熱い闘いに胸踊り、本格謎解きに興奮する。一冊で二度オイシイ本です。

●紀伊國屋書店本町店 村山大
ミステリのギミックが十分に十二分に詰まっていて、ぐいぐい引っ張られ、一気読みでした。詰め込みすぎですね(笑)もちろんいい意味で。

●ジュンク堂書店大阪本店 酒井美里
全ては熱き魂への系譜です。とにかく熱いです。ミステリ×格闘技の、見事なコンボ技!!

●ジュンク堂書店大阪本店 山川美津穂
読みながら、何度もため息が出ました。伯方さん、腕を上げたな。本当に面白かったです。皆さん、読んで損はありません!

●ジュンク堂書店西宮店 地道裕勝
嵐の中次々と起こる事件や争いの中、男たちが「最強」の座を賭けて闘う本格派格闘ミステリ。
技の描写が美しく、目の前で格闘が行われているかのような臨場感。
最後に残るのは誰なのか?そして最強の答えとは?

●ジュンク堂書店西宮店 角石美香
永遠の問い、究極の “なんでもあり” とは何かに迫る格闘技ミステリ。熱すぎる闘いに痺れる至福の時間。「最強」に対する一つの答えがここにある。

●紀伊國屋書店梅田本店 須山香織
伯方雪日の文章は、いつも、なんだかちょっと、格好良い。


(2010年7月6日)

ぼくの名はチェット

商品詳細をみる

名探偵ホームズとワトソン以来の最高のコンビ登場!

『ぼくの名はチェット』

スペンサー・クイン
古草秀子

ホームズにワトソンという相棒がいたからこそ、物語がより一層面白くなったのだとしたら、この新顔のコンビも負けてはいません。
私立探偵バーニーと、ちょっと食い意地が張るけれどバーニーの危機には誰よりも敏感で悪には勇猛に立ち向かう相棒、大型犬チェットの二人(正確には一人と一匹)です。
さらに本作では、犬であるチェットの視点で物語が進みます。ついつい食べ物の匂いにつられたり、いつの間にか遠吠えしていたりと、犬好きには堪らなくグッとくるかわいらしい描写も満載。バーニーの言葉に独自の解釈を加えてみたり、自分に起きた事を一生懸命伝えようとしている(言葉は通じないので、そのもどかしさも本作の面白さです)姿も健気です。

ミステリとしても秀逸で、ある女子高校生の失踪事件から物語は始まります。一度はただの家出かと思われた事件ですが、バーニーはその裏に何かしらの策略を感じ取ります。
やがて事件の真相は思いもよらぬ方向へ……。スピーディーな展開と意外な真相。チェットとバーニーの活躍をぜひお楽しみください。


名犬チェット、日本上陸!
世界中で大人気の、〈名犬チェットと探偵バーニー〉シリーズ登場!
ここだけの訳者あとがき

温かな手

商品詳細をみる

切れ味抜群の推理とじんわり切ないラスト、石持ミステリの真骨頂!

『温かな手』

石持浅海

もし、料理上手でいつも自分を気遣ってくれる、そんなパートナーが現れたら? さらにその相手はあなたの過剰なエネルギーを摂取して常に健康状態を保ってくれる。
そんな摩訶不思議な存在が、本作の名探偵ギンちゃん&ムーちゃん兄妹です。

人間じゃないから謎が解ける、なんてことはありません。人でないからこそ、彼らは殺人事件に出くわしても慌てることなく、冷静に謎を解き明かしていきます。
全ては事件に巻き込まれたパートナーの心の平穏を守るため。その方が摂取するときに「おいしから」という理由もありますが、彼らの信頼関係はとても優しさと思いやりに溢れてています。
そして、そのつないだ手の先に訪れる切ないラスト。石持ミステリの真骨頂とも言える連作ミステリです。

巻末にあるユーモア本格ミステリ旗手、東川篤哉氏による爆笑解説も読み逃しなく!

該当商品146件中、131〜140件目を表示