東京創元社
公式アカウント

  • twitter
  • Facebook
  • YouTube

お知らせ

  • お知らせトップへ

2025年5月アーカイブ

2025.05.27

第3回創元ミステリ短編賞の一次選考結果を発表しました

東京創元社が主催する短編ミステリの新人賞である、第3回創元ミステリ短編賞の一次選考結果を発表しました。
 
詳細は下記リンクより、創元ミステリ短編賞のページでご確認ください。
https://www.tsogen.co.jp/award/sogenmystery/
 

2025.05.26

イラストレーター・トミイマサコ先生の個展が東京・神保町でひらかれます(6月4日~17日)

 

  

小社刊の西條奈加〈お蔦さんの神楽坂日記〉シリーズや、大崎梢『めぐりんと私。』創元推理文庫版のカバーイラストなどを手がけている、イラストレーター・トミイマサコ先生の個展が東京・神保町の〈文房堂〉ギャラリーカフェで開催されます。
お近くにおいでの際は、ぜひ足をお運びください。
 
トミイマサコ 個展 『親愛なる曖昧』
日時:2025年6月4日(水)~17日(火)
    11:00-18:30(最終日は17:00まで)
会場:文房堂ギャラリーカフェ
    東京都千代田区神田神保町1-21-1 文房堂ビル3階
    TEL:03-3291-3442
    http://www.bumpodo.co.jp/gallery/cafe_exhibition.html
 

2025.05.23

6月30日発売のネットサイン本2点、上條一輝『ポルターガイストの囚人』、深沢仁『英国幻視の少年たち1』販売のお知らせ

【ネットサイン本販売のお申し込みは締め切りました】
6月30日発売のネットサイン本2点、上條一輝『ポルターガイストの囚人』(四六判並製/税込定価1,870円)、深沢仁『英国幻視の少年たち1』(四六判上製/税込定価2,750円)のサイン本を、ネットで予約販売いたします。
 

ご応募の開始は以下の通りです。
先着順で在庫がなくなりしだい受付を締め切らせていただきます。
なお、お1人様1冊限りとさせていただきます。書籍にはお客様のお名前は入りません。あらかじめご了承ください。
※楽天ブックスを通じてのお申し込みとなります。
お届けは2025年7月上旬になる予定です。あらかじめご了承ください。
 
 
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
【ネットサイン本販売のお申し込みは締め切りました】
上條一輝『ポルターガイストの囚人』

『ポルターガイストの囚人』サイン本のお申し込みはこちらから。

 
* * *
◆『ポルターガイストの囚人』内容紹介◆
あしや超常現象調査の芦屋晴子と越野草太は、古い一軒家でポルターガイストに悩まされる人物の依頼を受ける。世界で起こったポルターガイスト現象から法則性を導き出し、独自の対策を編み出して超常現象に立ち向かう二人。やがて現象は収束した……と思った矢先に、依頼人が失踪してしまう。さらに晴子と越野の周囲までもが奇怪な現象に蝕まれ始め──。
ベストホラー2024で1位に輝いた『深淵のテレパス』に続く、〈あしや超常現象調査〉シリーズ第2弾!
 
◆著者紹介◆
上條一輝(かみじょう・かずき)
1992年長野県生まれ。早稲田大学卒。現在は会社員の傍ら、webメディア〈オモコロ〉にて加味條名義でライターとして活動している。『深淵のテレパス』(応募時タイトル「パラ・サイコ」)で創元ホラー長編賞を受賞しデビュー。同作は、朝宮運河氏主催の読者投票企画「ベストホラー2024(国内部門)」で1位に選ばれた。
 

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * 
【ネットサイン本販売のお申し込みは締め切りました】
深沢仁『英国幻視の少年たち1』

『英国幻視の少年たち1』サイン本のお申し込みはこちらから。

 
* * *
◆『英国幻視の少年たち1』内容紹介◆
幽霊を見ることができる日本人留学生のカイは、ある日妖精に惑わされたところを英国特別幻想取締報告局の一員だというランスに助けられる。その後大学構内で貧血で倒れているランスに遭遇。無愛想で人間嫌いのランスと何故か関わるうちに、妖精や精霊がらみの事件に巻きこまれ……。英国の田舎町ウィッツバリーを舞台に日常と不思議が交錯する大人気ファンタジイを単行本で再刊。書き下ろし短編、文庫版未収録の短編も加えた決定版。
 
◆著者紹介◆
深沢仁(ふかざわ・じん)
2010年、詩集『狼少女は羊を逃がす』を自費出版。翌年、『R.I.P.天使は銃と弾丸を抱く』で第2回「このライトノベルがすごい!」大賞優秀賞を受賞。本格的な執筆活動をスタートさせる。20年には作品集『この夏のこともどうせ忘れる』で第12回「高校生が選ぶ天竜文学賞」を受賞。ほかの著書に『眠れない夜にみる夢は』『ふたりの窓の外』『渇き、海鳴り、僕の楽園』〈英国幻視の少年たち〉シリーズ(全6巻)などがある。
 
 

2025.05.22

水見はがね『朝からブルマンの男』サイン本ネット販売のお知らせ

【ネットサイン本販売のお申し込みは締め切りました】

 
6月30日発売の水見はがね『朝からブルマンの男』(四六判仮フランス装/税込定価1,980円)の著者サイン本を、ネット予約販売いたします!

当サイトを通して『朝からブルマンの男』をお買いあげいただく方へのサービスです。ご応募の締切は5月28日17時といたしますが、先着順で満数になりしだい受付を締め切らせていただきます。なお、お1人様1冊限りとさせていただきます。書籍にはお客様のお名前は入りません。あらかじめご了承ください。


サイン本のお申し込みはこちらから。

※サイン本専用の楽天ブックスのページからのお申し込みとなります。
お届けは2025年7月上旬になる予定です。あらかじめご了承ください。
 
* * *
◆『朝からブルマンの男』内容紹介◆
一杯二千円もするコーヒーを連日注文する客の真意「朝からブルマンの男」、金曜日だけ味が変わる夕食の秘密「ウミガメのごはん」、遅刻確定だと思われた友人が受験会場に先に着いた方法を探る「受験の朝のドッペルゲンガー」など、桜戸大学ミステリ研究会の二人組が遭遇した謎を描く全5編を収録。第一回創元ミステリ短編賞受賞作を含む第一作品集、ついに刊行!
 
◆著者紹介◆
水見はがね(みずみ・はがね)
1985年埼玉県生まれ。日本大学卒。『朝からブルマンの男』で第1回 創元ミステリ短編賞を受賞。
 
 
 

2025.05.21

6月30日発売のネットサイン本3点、水見はがね『朝からブルマンの男』、上條一輝『ポルターガイストの囚人』、深沢仁『英国幻視の少年たち1』販売開始日のお知らせ

6月30日発売のネットサイン本3点、水見はがね『朝からブルマンの男』(四六判仮フランス装/税込定価1,980円)、上條一輝『ポルターガイストの囚人』(四六判並製/税込定価1,870円)、深沢仁『英国幻視の少年たち1』(四六判上製/税込定価2,750円)のサイン本を、ネットで予約販売いたします。
 

ご応募の開始は以下の通りです。
先着順で在庫がなくなりしだい受付を締め切らせていただきます。
なお、お1人様1冊限りとさせていただきます。書籍にはお客様のお名前は入りません。あらかじめご了承ください。
※楽天ブックスを通じてのお申し込みとなります。
お届けは2025年7月上旬になる予定です。あらかじめご了承ください。
 
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
【ネットサイン本販売のお申し込みは締め切りました】
水見はがね『朝からブルマンの男』
5月22日(木)夕方17時より、締切は5月28日(水)17時
『朝からブルマンの男』サイン本のお申し込みはこちらから。

 
* * *
◆『朝からブルマンの男』内容紹介◆
一杯二千円もするコーヒーを連日注文する客の真意「朝からブルマンの男」、金曜日だけ味が変わる夕食の秘密「ウミガメのごはん」、遅刻確定だと思われた友人が受験会場に先に着いた方法を探る「受験の朝のドッペルゲンガー」など、桜戸大学ミステリ研究会の二人組が遭遇した謎を描く全5編を収録。第一回創元ミステリ短編賞受賞作を含む第一作品集、ついに刊行!
 
◆著者紹介◆
水見はがね(みずみ・はがね)
1985年埼玉県生まれ。日本大学卒。『朝からブルマンの男』で第1回 創元ミステリ短編賞を受賞。
 
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * 
【ネットサイン本販売のお申し込みは締め切りました】
上條一輝『ポルターガイストの囚人』
5月23日(金)夕方17時より、締切は5月29日(木)17時
『ポルターガイストの囚人』サイン本のお申し込みはこちらから。
 
* * * 
◆『ポルターガイストの囚人』内容紹介◆
あしや超常現象調査の芦屋晴子と越野草太は、古い一軒家でポルターガイストに悩まされる人物の依頼を受ける。世界で起こったポルターガイスト現象から法則性を導き出し、独自の対策を編み出して超常現象に立ち向かう二人。やがて現象は収束した……と思った矢先に、依頼人が失踪してしまう。さらに晴子と越野の周囲までもが奇怪な現象に蝕まれ始め──。
ベストホラー2024で1位に輝いた『深淵のテレパス』に続く、〈あしや超常現象調査〉シリーズ第2弾!
 
◆著者紹介◆
上條一輝(かみじょう・かずき)
1992年長野県生まれ。早稲田大学卒。現在は会社員の傍ら、webメディア〈オモコロ〉にて加味條名義でライターとして活動している。『深淵のテレパス』(応募時タイトル「パラ・サイコ」)で創元ホラー長編賞を受賞しデビュー。同作は、朝宮運河氏主催の読者投票企画「ベストホラー2024(国内部門)」で1位に選ばれた。
 
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
【ネットサイン本販売のお申し込みは締め切りました】
深沢仁『英国幻視の少年たち1』
5月23日(金)夕方17時より、締切は5月29日(木)17時
『英国幻視の少年たち1』サイン本のお申し込みはこちらから。
 
* * * 
◆『英国幻視の少年たち1』内容紹介◆
幽霊を見ることができる日本人留学生のカイは、ある日妖精に惑わされたところを英国特別幻想取締報告局の一員だというランスに助けられる。その後大学構内で貧血で倒れているランスに遭遇。無愛想で人間嫌いのランスと何故か関わるうちに、妖精や精霊がらみの事件に巻きこまれ……。英国の田舎町ウィッツバリーを舞台に日常と不思議が交錯する大人気ファンタジイを単行本で再刊。書き下ろし短編、文庫版未収録の短編も加えた決定版。
 
◆著者紹介◆
深沢仁(ふかざわ・じん)
2010年、詩集『狼少女は羊を逃がす』を自費出版。翌年、『R.I.P.天使は銃と弾丸を抱く』で第2回「このライトノベルがすごい!」大賞優秀賞を受賞。本格的な執筆活動をスタートさせる。20年には作品集『この夏のこともどうせ忘れる』で第12回「高校生が選ぶ天竜文学賞」を受賞。ほかの著書に『眠れない夜にみる夢は』『ふたりの窓の外』『渇き、海鳴り、僕の楽園』〈英国幻視の少年たち〉シリーズ(全6巻)などがある。
 
 

2025.05.15

【5月16日更新】貫井徳郎『不等辺五角形』サイン本ネット販売のお知らせおよび刊行記念トークイベント情報

【ネットサイン本販売のお申し込みは締め切りました】

6月12日発売の貫井徳郎『不等辺五角形』(四六判上製/税込定価1,980円)の著者サイン本を、ネット予約販売いたします!

当サイトを通して『不等辺五角形』をお買いあげいただく方へのサービスです。ご応募の締切は5月21日17時といたしますが、先着順で満数になりしだい受付を締め切らせていただきます。なお、お1人様1冊限りとさせていただきます。書籍にはお客様のお名前は入りません。あらかじめご了承ください。


サイン本のお申し込みはこちらから。

※サイン本専用の楽天ブックスのページからのお申し込みとなります。
お届けは2025年6月中旬になる予定です。あらかじめご了承ください。
 

◆『不等辺五角形』内容紹介◆
避暑地の別荘で、事件は起こった。幼馴染みの男女五人のうち、ひとりが死体となって発見され、ひとりが「私が殺した」と告げて警察に連行される。残された三人は弁護士に証言をしていくが、同じ出来事を語っていても当事者の思惑は三者三様に異なり、事件をめぐる人物像と関係性はめまぐるしく変貌する。五人の間に何があったのか。関係者の証言のみで構成された、息を呑む心理劇の結末は。著者の新たな到達点となる長編ミステリ。
 

◆著者紹介◆
貫井徳郎(ぬくい・とくろう)
1968年東京都生まれ。早稲田大学商学部卒。93年に『慟哭』でデビュー。2010年『乱反射』で第63回日本推理作家協会賞を、『後悔と真実の色』で第23回山本周五郎賞を受賞。『光と影の誘惑』『プリズム』『愚行録』『ミハスの落日』『明日の空』『新月譚』『ドミノ倒し』『私に似た人』『邯鄲の島遥かなり』『紙の梟 ハーシュソサエティ』など著作多数。
 
【5月16日更新】
■貫井徳郎『不等辺五角形』刊行記念 トークショー&サイン会開催決定!
『不等辺五角形』刊行記念として貫井徳郎先生のトークショー&サイン会を紀伊國屋書店新宿本店様にて開催いたします。ゲストには額賀澪先生をお迎えいたします。トークショー終了後にお二人のサイン会を予定しています。
 
日時:2025年6月15日(日)13:40開場 / 14:00開演
会場:紀伊國屋書店新宿本店様 9階イベントスペース
参加費:チケット制 1,500円(税込)
※参加費にサイン会用の書籍代金は含まれません。別途お買い求めください。

 
詳細は紀伊國屋書店新宿本店様のイベントページをご確認ください。
https://store.kinokuniya.co.jp/event/1746418338/
 

2025.05.14

貫井徳郎『不等辺五角形』刊行記念トークイベント情報およびネットサイン本販売開始日のお知らせ

貫井徳郎先生『不等辺五角形』の刊行を記念し、都内書店様にて6月中旬にトークイベントの開催を予定しております。※詳細は追ってお知らせいたします。
 
また、東京創元社HPで実施しているネットサイン本の予約も受付いたします。
■貫井徳郎『不等辺五角形』ネットサイン本
受付開始 5月15日(木)夕方17:00より、締切は5月21日(水)夕方17時といたしますが、先着順で満数になりしだい受付を締め切らせていただきます。
*書籍にはお客様のお名前は入りません。
*お1人様1冊限りとさせていただきます。

楽天ブックスを通じてのお申し込みとなります。

お届けは2025年6月中旬になる予定です。あらかじめご了承ください。

 

* * *
◆『不等辺五角形』内容紹介◆
避暑地の別荘で、事件は起こった。幼馴染みの男女五人のうち、ひとりが死体となって発見され、ひとりが「私が殺した」と告げて警察に連行される。残された三人は弁護士に証言をしていくが、同じ出来事を語っていても当事者の思惑は三者三様に異なり、事件をめぐる人物像と関係性はめまぐるしく変貌する。五人の間に何があったのか。関係者の証言のみで構成された、息を呑む心理劇の結末は。著者の新たな到達点となる長編ミステリ。
 

◆著者紹介◆
貫井徳郎(ぬくい・とくろう)
1968年東京都生まれ。早稲田大学商学部卒。93年に『慟哭』でデビュー。2010年『乱反射』で第63回日本推理作家協会賞を、『後悔と真実の色』で第23回山本周五郎賞を受賞。『光と影の誘惑』『プリズム』『愚行録』『ミハスの落日』『明日の空』『新月譚』『ドミノ倒し』『私に似た人』『邯鄲の島遥かなり』『紙の梟 ハーシュソサエティ』など著作多数。
 
 

2025.05.13

第2回創元ホラー長編賞の概要を公開しました

東京創元社が主催する長編ホラー小説の新人賞である、第2回創元ホラー長編賞の概要を公開しました。
あわせて本日より、投稿の受付を開始します。
詳細は創元ホラー長編賞の特設ページでご確認ください。

 

https://special.tsogen.co.jp/sogenhorror

 


 

2025.05.11

第56回星雲賞参考候補作に東京創元社の作品が多数選出されました

第56回星雲賞の参考候補作が発表されました。同賞は、日本SF大会参加登録者によるファン投票で決定される、優秀なSF作品およびSF活動に贈られる賞であり、日本のSFおよび周辺ジャンルのアワードとしては最も長い歴史を持つ賞です。

 

第56回星雲賞の投票は5月11日(日)~6月30日(月)にインターネット上で行なわれ、7月中旬に受賞作を発表し、授与式は8月31日(日)に第63回日本SF大会「かまこん」(会場:東京都大田区)でおこなわれる予定です。詳細は下記リンク先をご確認ください。

 

第63回日本SF大会「かまこん」
第56回星雲賞 参考候補作一覧ページ

 

今回、東京創元社の刊行作品で選出されたのは、以下の作品です。

 

【日本短編部門】

●宮西建礼「星海に没す」/『銀河風帆走』(創元日本SF叢書)

第45回日本SF大賞特別賞受賞
第4回創元SF短編賞を受賞した表題作をはじめ書き下ろし一編を含む五編を収録

人類の存続を賭けて別の銀河をめざす、人格を持った宇宙船たちを襲う試練(銀河風帆走)、地球に衝突するコースをとった小惑星の軌道をそらす計画に挑む高校生たち(もしもぼくらが生まれていたら)、史上初の恒星間宇宙船同士による“一騎討ち”の行方(星海に没す)……ハードSFの俊英が放つ、瑞々しい感性に満ちた第一短編集。解説=鈴木力

 

【海外長編部門】

マーサ・ウェルズ/中原尚哉訳『システム・クラッシュ マーダーボット・ダイアリー』

●マーサ・ウェルズ/中原尚哉訳『システム・クラッシュ マーダーボット・ダイアリー』(創元SF文庫)

暴走人型警備ユニットの“弊機”は、植民惑星での異星遺物汚染事件に巻き込まれるが、ARTこと探査船ペリヘリオン号の協力もあり、窮地を脱する。だがこの惑星を狙う冷酷な企業は、いまだあきらめてはいなかった。しかも弊機は謎の障害に襲われ……ヒューゴー賞4冠&ネビュラ賞2冠&ローカス賞5冠&日本翻訳大賞受賞の大人気シリーズ、待望の第4弾!ローカス賞受賞作。解説=池澤春菜

 

ラヴィ・ティドハー/茂木健訳『ロボットの夢の都市』

●ラヴィ・ティドハー/茂木健訳『ロボットの夢の都市』(創元海外SF叢書)

太陽系を巻き込んだ大戦争から数百年。宇宙への脱出を夢見るジャンク掘りの少年、それ自体がひとつの街のような移動隊商宿で旅をつづける少年、そして砂漠の巨大都市の片隅で古びた見慣れぬロボットと出会った女性。彼らの運命がひとつにより合わさるとき、かつて一夜にしてひとつの都市を滅ぼしたことのある戦闘ロボットが、長い眠りから目覚めて……世界幻想文学大賞作家が贈る、どこか懐かしい未来の、ふしぎなSF物語。

 

P・ジェリ・クラーク/鍛治靖子訳『精霊を統べる者』

●P・ジェリ・クラーク/鍛治靖子訳『精霊を統べる者』(創元海外SF叢書)

20世紀初頭、ジン(精霊)の魔法と科学の融合により大発展した魔都カイロ。そこへ40年前に姿を消した伝説の魔術師を名乗る怪人が現れ、彼を崇拝する人々を焼き尽くした。エジプト魔術省の女性エージェント・ファトマは、恋人の女性シティ、新人パートナーのハディアらと共に捜査に乗り出す。ネビュラ賞、ローカス賞、イグナイト賞、コンプトン・クルック賞の4冠に輝いた新鋭の第一長編! 解説=渡邊利道

 

【海外短編部門】

ベッキー・チェンバーズ/細美遥子訳『ロボットとわたしの不思議な旅』

●ベッキー・チェンバーズ/細美遥子訳「緑のロボットへの賛歌」/『ロボットとわたしの不思議な旅』(創元SF文庫)

「ちょっと休憩が必要なすべての人に捧ぐ」──ロボットたちと人間が平和裏にたもとを分かってから幾歳月。悩みを抱えた人々のためにお茶を淹(い)れる〈喫茶僧〉のデックスは、ある日思い立って文明社会を離れ、大自然に向かう。そこで出会ったのは、変わり者の古びたロボットだった。心に染み入る優しさに満ちた、ヒューゴー賞、ローカス賞、ユートピア賞受賞の二部作を一冊に収録。

 

『シリコンバレーのドローン海賊 人新世SF傑作選』

 

●グレッグ・イーガン/山岸真訳「クライシス・アクターズ」/『シリコンバレーのドローン海賊 人新世SF傑作選』(創元SF文庫)

人新世(じんしんせい)とは「人間の活動が地球環境に影響を及ぼし、それが明確な地質年代を構成していると考えられる時代」、すなわちまさに現代のことである。パンデミック、世界的経済格差、人権問題、資源問題、そして環境破壊や気候変動問題……未来が破滅的に思えるときこそ、SFというツールの出番だ。グレッグ・イーガンら気鋭の作家たちによる、不透明な未来を見通すためのアンソロジー。解説=渡邊利道

 

 

 

 


2025.05.09

【5月23日更新】砂村かいり『へびつかい座の見えない夜』サイン本ネット販売のお知らせおよび刊行記念サイン会情報

【ネットサイン本販売のお申し込みは締め切りました】

6月12日発売の砂村かいり『へびつかい座の見えない夜』(四六判並製/税込定価1,870円)の著者サイン本を、ネット予約販売いたします!

当サイトを通して『へびつかい座の見えない夜』をお買いあげいただく方へのサービスです。ご応募の締切は5月15日17時といたしますが、先着順で満数になりしだい受付を締め切らせていただきます。なお、お1人様1冊限りとさせていただきます。書籍にはお客様のお名前は入りません。あらかじめご了承ください。


サイン本のお申し込みはこちらから。

※サイン本専用の楽天ブックスのページからのお申し込みとなります。
お届けは2025年6月中旬になる予定です。あらかじめご了承ください。
 

◆『へびつかい座の見えない夜』内容紹介◆
地方の不動産会社で働く瑞季は、地味で静かな日常の中、自分だけの小さな楽しみとして「アルパカのヤスオ」のキーホルダーを密かに集めている。孤高で怖がられる今泉さんとの意外な共通点や交流を通じて、瑞季の心に少しずつ変化が訪れる――表題作をはじめ、誰かにとっては価値のないものを大事に集める人と、その心を汲み取ろうとする人たちが、ぎこちないながらも心を通わせていく姿を優しく綴った、五つの物語からなる愛おしい短編集。

 
◆著者紹介◆
砂村かいり(すなむら・かいり)
2020年『炭酸水と犬』『アパートたまゆら』で第5回カクヨムWeb小説コンテスト恋愛部門〈特別賞〉を二作同時受賞してデビュー。他の著書に『黒蝶貝のピアス』『苺飴には毒がある』『マリアージュ・ブラン』『コーヒーの囚人』がある。
 
【5月23日更新】
砂村かいり『へびつかい座の見えない夜』発売記念サイン会
『へびつかい座の見えない夜』刊行を記念して、砂村かいり先生のサイン会を芳林堂書店高田馬場店様で開催いたします。
 
日時:2025年7月5日(土)13:45開場 / 14:00開演
会場:芳林堂書店高田馬場店様 8階イベントホール
参加費:チケット制 2,200円(税込) ※サイン会用の書籍一冊分の代金が含まれます。
受付開始:5月24日(土)12:00 書泉オンライン
 
詳細は芳林堂書店様のイベントページをご確認ください。
https://www.horindo.co.jp/t20250425/
 
 

2025.05.09

イラストレーター・草野碧先生の個展が東京・大森で開催されます(5月9日~18日)【このイベントは終了しました】

 

 

小社刊の丸山正樹『刑事何森 逃走の行先』や、ジョン・ディクスン・カー『幽霊屋敷』などのカバーイラストを手がけている、イラストレーター・草野碧先生の個展が本日5月9日より東京・大森の〈ルフトアルト〉で開催されます。
お近くにおいでの際は、ぜひ足をお運びください。

 

草野碧 個展「境界のゆらぎ」
日時:2025年5月9日(金)~18日(日)
    12:00-18:00(14日は休廊、最終日は17:00まで)
会場:ルフトアルト
    143-0023 東京都大田区山王1-31-11 弓削多ビル2F
    https://luft-alt.com/free/access
在廊予定日:12日(月)14:00~18:00
        16日(金)、17日(土)、18日(日)12:00~18:00
 

さらなる詳細は公式サイトをごらんください。
https://luft-alt.com/free/exhibition54
 

2025.05.09

東京創元社 採用情報をマイナビで公開しました

マイナビにて採用情報を公開しました。

 

 

また、応募方法につきましては、下記リンクより詳細をご確認の上、ご応募ください。

東京創元社 採用情報

 

受付締切は下記の通りとなります。

マイナビ転職 受付締切:2025年6月5日(木)

 

皆様のご応募お待ちしております!

 

問い合わせ先
株式会社東京創元社 総務部採用係
TEL : 03-3268-8201

2025.05.08

砂村かいり『へびつかい座の見えない夜』刊行記念サイン会情報およびネットサイン本販売開始日のお知らせ

砂村かいり先生『へびつかい座の見えない夜』の刊行を記念し、都内書店様にて7月上旬にサイン会の開催を予定しております。※詳細は追ってお知らせいたします。
 
また、東京創元社HPで実施しているネットサイン本の予約も受付いたします。
■砂村かいり『へびつかい座の見えない夜』ネットサイン本
受付開始 5月9日(金)夕方17:00より、締切は5月15日(木)夕方17時といたしますが、先着順で満数になりしだい受付を締め切らせていただきます。
*書籍にはお客様のお名前は入りません。
*お1人様1冊限りとさせていただきます。

楽天ブックスを通じてのお申し込みとなります。

お届けは2025年6月中旬になる予定です。あらかじめご了承ください。

 

* * *
◆『へびつかい座の見えない夜』内容紹介◆
地方の不動産会社で働く瑞季は、地味で静かな日常の中、自分だけの小さな楽しみとして「アルパカのヤスオ」のキーホルダーを密かに集めている。孤高で怖がられる今泉さんとの意外な共通点や交流を通じて、瑞季の心に少しずつ変化が訪れる――表題作をはじめ、誰かにとっては価値のないものを大事に集める人と、その心を汲み取ろうとする人たちが、ぎこちないながらも心を通わせていく姿を優しく綴った、五つの物語からなる愛おしい短編集。

 

◆著者紹介◆
砂村かいり(すなむら・かいり)
2020年『炭酸水と犬』『アパートたまゆら』で第5回カクヨムWeb小説コンテスト恋愛部門〈特別賞〉を二作同時受賞してデビュー。他の著書に『黒蝶貝のピアス』『苺飴には毒がある』『マリアージュ・ブラン』『コーヒーの囚人』がある。

2025.05.01

著者来日記念、ジェフリー・フォード『言葉人形 ジェフリー・フォード短篇傑作選』、『最後の三角形 ジェフリー・フォード短篇傑作選』ネットサイン本2点、販売のお知らせ

【ネットサイン本販売のお申し込みは締め切りました】
ジェフリー・フォード氏の来日を記念し、著作2点のサイン本を作成しました。『言葉人形 ジェフリー・フォード短篇傑作選』(四六判上製/税込定価3,300円)、『最後の三角形 ジェフリー・フォード短篇傑作選』(四六判上製/税込定価3,850円)の2点をネットで予約販売いたします。
 

当サイトを通して『言葉人形 ジェフリー・フォード短篇傑作選』と『最後の三角形 ジェフリー・フォード短篇傑作選』をお買いあげいただく方へのサービスです。ご応募の締切は5月7日17時といたしますが、先着順で満数になりしだい受付を締め切らせていただきます。なお、お1人様1冊限りとさせていただきます。書籍にはお客様のお名前は入りません。あらかじめご了承ください。
※楽天ブックスを通じてのお申し込みとなります。
お届けは2025年5月中旬になる予定です。あらかじめご了承ください。
 
 

言葉人形 ジェフリー・フォード短篇傑作選
『言葉人形 ジェフリー・フォード短篇傑作選』
最後の三角形 ジェフリー・フォード短篇傑作選
『最後の三角形 ジェフリー・フォード短篇傑作選』

 

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
『言葉人形 ジェフリー・フォード短篇傑作選』
『言葉人形 ジェフリー・フォード短篇傑作選』サイン本のお申し込みはこちらから。
 

* * *
◆『言葉人形 ジェフリー・フォード短篇傑作選』内容紹介◆
かつて野良仕事に駆り出された子どもたちの為に用意された架空の友人、言葉人形。それはある恐ろしい出来事から廃れ、今ではこの博物館の片隅にその名残を留めている――表題作ほか、光と星の秘密を追う研究者の実験台となった無垢な娘の運命を綴る残酷な幻想譚「理性の夢」、世界から見捨てられた者たちが身を寄せる幻影の王国が、少女王妃の死から儚く崩壊してゆく「レパラータ宮殿にて」など、世界幻想文学大賞、シャーリイ・ジャクスン賞、ネビュラ賞、MWAなど、数々の賞の受賞歴を誇る、現代幻想小説の巨匠の真骨頂ともいうべき13篇を収録。
 

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * 
『最後の三角形 ジェフリー・フォード短篇傑作選』
『最後の三角形 ジェフリー・フォード短篇傑作選』サイン本のお申し込みはこちらから。

 
* * *
◆『最後の三角形 ジェフリー・フォード短篇傑作選』内容紹介◆
アコースティックギターの調べは、ぼくの目の前に金色の雨として現われる。指で絹をなでたときには、レモンメレンゲの風味とねっとりした感触を舌に感じる。ぼくは「共感覚」と呼ばれるものの持ち主だった――コーヒー味を通してのみ互いを認識できる少年と少女の交流を描くネビュラ賞受賞作「アイスクリーム帝国」、エミリー・ディキンスンが死神の依頼を受けて詩を書くべく奮闘する「恐怖譚」、マッドサイエンティストが瓶の中につくりあげたメトロポリスの物語「ダルサリー」、町に残される奇妙なしるしに潜む魔術的陰謀を孤独な男女が追う表題作ほか、繊細な技巧と大胆な奇想に彩られた全14を収録する。
 
◆著者紹介◆
ジェフリー・フォード
1955年ニューヨーク州ロングアイランド生まれ。ニューヨーク州立大学ビンガムトン校で創作を学ぶ。世界幻想文学大賞を七回、シャーリイ・ジャクスン賞を四回受賞したほか、『ガラスのなかの少女』でアメリカ探偵作家クラブ賞オリジナルペーパーバック部門、「アイスクリーム帝国」でネビュラ賞ノヴェレット部門を受賞するなど、ミステリやSFの分野でも高い評価を受けている。著作に〈白い果実〉三部作、『シャルビューク夫人の肖像』、『言葉人形 ジェフリー・フォード短篇傑作選』などがある。