ハチノスニキス

蜂の巣にキス

ジョナサン・キャロル
浅羽莢子


蜂の巣にキス

ジャンル
一般文芸 > 一般文芸
レーベル
創元推理文庫(F)

判型:文庫判
ページ数:342ページ
初版:2006年4月28日

ISBN:978-4-488-54708-0
Cコード:C0197
文庫コード:F-キ-1-8

装画:中川悠京
装幀:東京創元社装幀室


内容紹介

入り組んでいてせわしない。いつも飛び回っていて、その気になればいやというほど刺せる――〈蜂の巣〉。それが彼女の綽名。30年前に殺され、ぼくが死体を発見した美少女だ。彼女の事件を書く試みに、作家であるぼくはスランプ脱出の望みを賭けた。真相を探るにつれ、絡みあい、もつれあう過去と現在、親と子、男と女。そして、ぼくを脅し指図する謎の影……。鬼才の挑戦作! 解説=豊崎由美


ジョナサン・キャロル

1949年アメリカ生まれ、現在はウィーン在住の作家。1980年に『死者の書』をもって衝撃のデビューを飾る。88年、その邦訳が刊行されるや、熱狂的に迎えられ、普通小説とファンタジイ/ホラーの融合を果たした独自の作風は、つづく『月の骨』『炎の眠り』のシリーズにも受け継がれ、ダーク・ファンタジイという新しい小説分野を切り拓いた。年1作程度の寡作ながら、つねに驚くべき作品を世に送りつづけている。


浅羽莢子

(アサバサヤコ )

1953年生まれ。英米文学翻訳家。東京大学文学部卒。主な訳書にセイヤーズ『学寮祭の夜』、チャーチル『ゴミと罰』、マクラウド『納骨堂の奥に』、キャロル『死者の書』、ピーク『ゴーメンガースト』など多数。2006年歿。