エラリークイーンノジケンボ

エラリー・クイーンの事件簿〈1〉

エラリー・クイーン
青田勝


エラリー・クイーンの事件簿〈1〉

ジャンル
海外ミステリ > 本格ミステリ
海外ミステリ > 連作短編集
レーベル
創元推理文庫(M)
シリーズ
エラリー・クイーン・シリーズ

判型:文庫判
ページ数:380ページ
初版:1972年1月14日

ISBN:978-4-488-10422-1
Cコード:C0197
文庫コード:M-ク-1-22



内容紹介

エラリー・クイーンと、推理作家志望のニッキー・ポーターの名推理。殺された〈健康の家〉の主人の死体が、いつのまにか石膏の像に変わっていた不思議な事件「消えた死体」と、中国帰りの腹話術師が殺され、イカサマ賭博師や怪しげな中国人、現場に残された謎のカード、宝石の行方と小道具を揃えた本格「ペントハウスの謎」収録。本邦初訳。


目次

「消えた死体」
「ペントハウスの謎」


エラリー・クイーン

アメリカの作家。フレデリック・ダネイ(1905‐82)とマンフレッド・B・リー(1905‐71)の、いとこ同士による合同ペンネーム。1929年、出版社のコンテストに投じた長編『ローマ帽子の謎』でデビュー。同書を第一作とする〈国名シリーズ〉と、当初はバーナビー・ロス名義で発表されたドルリー・レーン四部作でミステリ界に不動の地位を得る。その後も作者と同名の名探偵が活躍する傑作をいくつも著し、ダネイは雑誌〈エラリー・クイーンズ・ミステリ・マガジン〉で多数の作家を世に送り出したほか、ミステリ研究者、アンソロジストとしても功績を残した。「アメリカの推理小説そのもの」と評された、巨匠中の巨匠である。