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芸術家の老女が家のあちこちにいる幽霊へ向ける想いとは──。浮かび上がる鮮烈なイメージが胸を打つ表題作ほか、ブッカー賞候補作家が贈る切なさと愛おしさに満ちた短編集。
若狭屋を切り盛りする女将のお涼が出会う、不思議なモノ達。あちらとこちらの世界をつなぐ不思議な船宿の愛おしくてあたたかい、あやかし話。シリーズ第2弾。
皮肉とユーモアを交えて独特の筆致で描かれる8つの奇妙な熊の物語。『10の奇妙な話』のブッカー賞最終候補作家がイギリスで絶滅してしまった熊に捧げる大人のための寓話。
特別なものになりたかった。二人で夢を追いかけたあの頃、私は彼とひとつの約束をした。でも、今は……。公園を舞台に、時を超え思い出が交差する。涙があふれる五つの奇跡。
金持ち夫妻に雇われ隠者となった男や、蝶の修理屋を志し博物館の標本の蝶を蘇らせようとする少年。日常と異常の境界線を飛び越えてしまった人々を描く奇妙で愛おしい物語。
船宿・若狭屋を切り盛りするお涼の前には、ちょっとさみしい魂がふらりと現れる。狐憑きと呼ばれる花魁、川の中に消えた少年、息子を捜す山姥……。女将が出会う、八つの愛おしいあやかし話。
ほんの少し「普通」から逸脱した日常を送る人々を描いた11編が、不思議としみじみした余韻をもたらす短編集。シャーリイ・ジャクスン賞、全米図書館協会アレックス賞受賞作。
嫉妬から始める「いじわるゲーム」の行方。日常を見守る「洗面台」の独白。「鍵のかからない部屋」から出たくてたまらない私の物語――名手が贈る、十八のショートストーリー。
雨の日にだけ展望台に現れる老人、初恋の相手との再会を待ち望むOL……。公園でしか会えない人、繋がれない想いを美しい四季の描写とともに描く。涙がこぼれる四つの物語。
ぼくが見ているのが夢なのか、それともぼく自身が夢なのか? 現実と夢との間で繰り広げられる、不思議な不思議な十の話。文豪・夏目漱石の異色作『夢十夜』に、著者が挑戦。