スベテノイトシイユウレイタチ

すべての愛しい幽霊たち

アリソン・マクラウド
高山祥子


すべての愛しい幽霊たち

ジャンル
一般文芸 > 短編集
レーベル
海外文学セレクション

判型:四六判仮フランス装
ページ数:254ページ
初版:2019年4月12日

ISBN:978-4-488-01669-2
Cコード:C0097

装画:久野志乃
装幀:アルビレオ


内容紹介

心臓移植手術を受けながら、生物学者はどんな夢を見たのか(「デニス・ノーブルの心臓」)。ダイアナ妃に憧れた少女が語る、プリンセスの結婚から死去までの日々とは(「ダイアナを夢見て:十二フレーム」)。“聖戦”に参加するためリクルーターの電話を待つイスラム教徒の青年たちは、観光地で何を思うのか(「ラディカル・フィッシュを褒めたたえて」)。芸術家の老女が、家のあちこちにいる幽霊たちへ向ける想いとは(「すべての愛しい幽霊たち」)。
幅広い分野の著名人たち、そして世間に名前の知られていない市井の人々。彼らの人生がさりげない語り口で描かれ、浮かび上がる鮮烈なイメージが、わたしたちの心を奪う。ブッカー賞候補作家が贈る、切なさと愛おしさに満ちた12編。カナダ総督文学賞最終候補作。訳者あとがき=高山祥子


目次

「雪解け」
「ソロで、アカペラで」
「デニス・ノーブルの心臓」
「シルヴィアはあの世でピンクの服を着る」
「大切なものがある」
「オシレイト・ワイルドリー」
「ダイアナを夢見て:十二フレーム」
「ラディカル・フィッシュを褒めたたえて」
「チェーホフを思いながら」
「市民による逮捕の方法」
「わたしたちはメソジスト教徒だ」
「すべての愛しい幽霊たち」 


高山祥子

(タカヤマショウコ )

1960年東京都生まれ。成城大学文芸学部卒。