友人の依頼で幽霊屋敷を調査することになったナンシー。だが幽霊の正体は一向につかめない……。正義感が強く、行動力抜群の少女探偵ナンシーが大活躍の、シリーズ第2弾。 

井上尚登の体育会系日常の謎ミステリ、東浩紀のSF評論新連載スタート。大崎梢、北山猛邦、北森鴻、竹内真、樋口有介の連載陣に加え、米澤穂信の読切掲載。 

名探偵のギンちゃんとムーちゃんは人ではない!?　 謎の生命体が鮮やかな推理で解き明かす、七つの事件。独特の世界観とシャープな謎解きで魅了する、石持ミステリの真骨頂！ 

子供のころ出会った“緑の髪の少女”の記憶。彼女との再会は、若き植物学者を思いがけない悲劇へと導く。著者の初期代表作を、その後書かれた続編と併せて初の完全版で贈る。 

シリーズ最終巻は、優雅で趣き深い名編『松風の記憶』と、安楽椅子探偵の妙味が味わえる『第三の演出者』の長編二本を掲載。豊富な資料も併録した《中村雅楽探偵全集》完結。 

刺客がキャンバスに入りこむやら、海賊が学食に乱入するやらで、魔法大学は大混乱。魔術師ダークの娘でグリフィンのエルダと友人たちは、この危機をどう切り抜けるのか？ 

魔法大学の財政危機を救うには？　現代英国ファンタジーの女王が、魔法世界のキャンバスライフをいきいきと描く、おかしな青春ファンタジー。〈ダークホルムの闇の君〉続編。 

曲者揃いの気象庁特異生物対策部が挑むは"怪獣災害"！　日本に襲い来る多彩な怪獣たちと戦う気特対の面々の活躍。気鋭が贈る本格ＳＦ＋怪獣小説。 

色覚障害のサイト〈ランボー・クラブ〉のトップページ掲げられたランボーの詩を自分が原語で読めることに疑問を抱いた少年。僕は誰なのか？　鮎川賞作家が贈る傑作ミステリ。 

「新宿西口に近づかないで」という恋人の忠告に逆らった結果、ピアノ弾きのタクトは厄介な事件に巻き込まれた！　サントリーミステリー大賞受賞作家が放つ躍動感溢れる快作。 

ＮＹの失踪人課の男を、少年が訪ねてきた。一年ほど前から変だったという彼の捜す少女は、なぜ姿を消したのか？　映像クリエイターの青年も加わり、探り出した哀しい真実とは。 

15カ国を操る通訳が言語障害で狂い失踪した。国際機関に勤める私も感染し、奇怪な言語療法を受け全欧を放浪する。アダムの言語の謎に迫る、イタリア発幻視的サスペンス！ 

飲み屋のツケのため、吉島冴子や小高直海から探偵業のアルバイトを紹介してもらう俺、柚木。柚木が出合った憂鬱な四つの事件に、柚木自筆のエッセイを加えた待望の連作集。 

またもや《グレイス＆フェイヴァー》で殺人が発生。被害者は、悪名高いラジオ伝道師だった。ロバートとリリー兄妹は、小学校の代理教員を務めつつ、事件にも立ち向かう。 

正義感が強く好奇心旺盛なナンシーが、大人顔負けの活躍で事件を解決する。長年にわたり多くの人々に愛されてきた、少女探偵ナンシー・ドルー・ミステリの記念すべき第1作。 

ねえやの日記を盗み読む愉しみを覚えてしまった少女が目にしたのは……(「マリ子の秘密」)。その他、宝石・週刊朝日共催コンテスト入選作等、芦川澄子の推理小説全編を収録。 

同盟首都を見舞う帝国の急襲に、ヤンはイゼルローン放棄を決断、立ちふさがる帝国の智将たちを、奇策を駆使して破ってゆく。そしてついに、ラインハルトとヤンは直接対決へ。 

某市立高校の芸術棟にはフルートを吹く幽霊が出るらしい。それだけでなく壁男まで出るらしい――にわか高校生探偵団が解明した幽霊騒ぎの真相とは？　第16回鮎川哲也賞佳作。 

新世代ロボットとしての役割を終え、今は絵を描くだけの存在となった〈ピイ・シリーズ〉。人間とロボット、姿だけを同じとする二者がともに歩むことのできる未来はあるのか？ 

きっかけは小さな謎でも、それは八駒家の食卓の上で壮大なペダントリに発展する――娘のつばめが中学を卒業するまでの三年間と、典雅なペダントリを組み合わせた愉しい連作。