ジュウノザイゴウ レッド

十の罪業 RED

エド・マクベイン
ローレンス・ブロック
木村二郎田口俊樹中川聖


十の罪業 RED

ジャンル
海外ミステリ > アンソロジー
レーベル
創元推理文庫(M)

判型:文庫判
ページ数:688ページ
初版:2009年1月30日

ISBN:978-4-488-16905-3
Cコード:C0197
文庫コード:M-ン-6-1

(C)Stockbyte/ゲッティ イメージズ
装幀:本山木犀


内容紹介

巨匠マクベインの呼びかけに応え、名だたる人気作家が集結した書き下ろしアンソロジー──それが本書である。広義のミステリを書くこと以外は制約を受けず、各人が思うまま腕をふるった成果をご覧いただきたい。本巻には、奇しくも“87分署最後の事件”となったマクベインの中編に、不運な天才犯罪者ドートマンダー、殺し屋ケラーなど人気キャラクターが登場する全5編に加え、マクベインによる序文を収録した。序文=エド・マクベイン


目次

「憎悪」エド・マクベイン〈87分署〉
「金は金なり」ドナルド・E・ウェストレイク〈ドートマンダー〉
「ランサムの女たち」ジョン・ファリス
「復活」シャーリン・マクラム
「ケラーの適応能力」ローレンス・ブロック〈殺し屋ケラー〉



田口俊樹

(タグチトシキ )

1950年生まれ、早稲田大学第一文学部卒。英米文学翻訳家。主な訳書、D・ハメット「血の収穫」、R・マクドナルド「動く標的」、R・チャンドラー「長い別れ」、B・テラン「その犬の歩むところ」、L・ブロック「死への祈り」他多数。