米澤穂信
(ヨネザワホノブ )1978年岐阜県生まれ。2001年、『氷菓』で第5回角川学園小説大賞奨励賞(ヤングミステリー&ホラー部門)を受賞してデビュー。青春小説としての魅力と謎解きの面白さを兼ね備えた作風で注目され、『春期限定いちごタルト事件』などの作品で人気作家としての地位を確立する。11年に『折れた竜骨』で第64回日本推理作家協会賞、14年『満願』で第27回山本周五郎賞、21年『黒牢城』で第12回山田風太郎賞、翌年には同作品で第166回直木賞を受賞。ほかの著書に『さよなら妖精』『犬はどこだ』『王とサーカス』『真実の10メートル手前』『追想五断章』『リカーシブル』『本と鍵の季節』『可燃物』『米澤屋書店』などがある。
小鳩君は車に撥ねられ、病院に搬送された。眠っているあいだに「ゆるさない」とメッセージを残して去った小佐内さんは、どうやら犯人探しをしているらしい。冬の巻ついに刊行。
六人の推理作家から読者への挑戦状。謎を解くための手掛かりは、小説のなかにすべて揃っています。――さて、犯人は誰か? 豪華作家陣が贈る犯人当て小説アンソロジー。
チーズケーキ、シュークリーム……スイーツがらみの謎に巻き込まれがちな小鳩君と小佐内さん。人気シリーズ11年ぶりの最新刊、書き下ろしを含めた傑作中編集をお届けします。
『さよなら妖精』の出来事から十年を経て、高校生だった太刀洗万智は、異邦でふたたび大事件に遭遇する。絶賛を浴びた『満願』を超える、現在最注目の著者の最高傑作長編!
滑稽な悲劇、あるいはグロテスクな妄執──痛みを引き受けながらそれらを直視するジャーナリスト、太刀洗万智の活動記録。六編を収録した垂涎の作品集、第155回直木賞候補作。
雨宿りをする少女との偶然の出会いが、謎に満ちた日々への扉を開けた――米澤穂信、デビュー15周年記念刊行。初期の大きな、そして力強い一歩となった渾身の力作をふたたび。
滑稽な悲劇、あるいはグロテスクな妄執──痛みを引き受けながらそれらを直視するジャーナリスト、太刀洗万智の活動記録。『王とサーカス』後の六編を収録する垂涎の作品集。
『さよなら妖精』から十年のときを経て、高校生だった太刀洗万智は、異邦でふたたび大事件に遭遇する。絶賛を浴びた『満願』をも超える、現在最注目の著者の最新最高傑作!
ここ蝦蟇倉(がまくら)市では、不可能犯罪ばかりが起こる。事件を通じて人々が経験する、出会いと別れ。同世代の人気作家たちが架空の都市を舞台に贈る、「街」の物語。
魔術や呪いが跋扈する世界で、推理の力は真相に辿り着くことができるのか? 第64回日本推理作家協会賞受賞ほか、各種年末ミステリ・ランキング上位を総嘗めにした話題作!
魔術や呪いが跋扈する世界で、推理の力は真相に辿り着くことができるのか? 第64回日本推理作家協会賞受賞ほか、各種年末ミステリ・ランキング上位を総嘗めにした話題作!
領主の父は暗殺騎士の魔術に斃れた。魔術や呪いが跋扈する世界の中で、「推理」の力は果たして犯人に辿り着くことが
できるのか? 新世代ミステリの旗手が放つ鮮やかな巨編!
海と山に囲まれた都市・蝦蟇倉(がまくら)。この街ではなぜか年間15件もの不可能犯罪が起こるという。今注目の作家たちが蝦蟇倉を舞台に描く、11の謎! 競作アンソロジー第2弾。
ついに新聞部部長の座を手にした瓜野君。連続放火の法則性を発見していた彼は、自らの手で犯人を捕まえるべく、新入部員を鼓舞して張り込みを始めるまでに……衝撃の解決編。
船戸高校新聞部1年の瓜野君は、頻発する小規模な放火事件にある共通項を発見し、独自に調査を開始する。1年間の放火魔追跡の果てに現れた真実は? シリーズ怒濤の第3弾!
探偵事務所に舞い込んだ依頼は、失踪人捜しと古文書の解読。調査の過程で、このふたつはなぜか微妙にクロスして──犬捜し専門(希望)、二十五歳の私立探偵、最初の事件。
彼女との偶然の出会いが、謎に満ちた日常への扉を開けた! 忘れ難い余韻をもたらす清新なボーイ・ミーツ・ガール・ミステリ。人気急上昇中の著者の代表作。
この夏のぼくの運命を左右するのは〈小佐内スイーツ・セレクション〉!? 小市民を目指す小鳩君が、またも遭遇してしまった大事件とは――シリーズ第2弾!
犬探し専門の仕事をはじめたはずなのに、いきなり舞い込んだのは失踪人探しと古文書の 解読。いったいこの事件の全体像は? 『さよなら妖精』の著者が放つ青春私立探偵小説。
名探偵になどならず、小市民として慎ましく生きたいと願っているのに、さまざまな謎に出合ってしまう小鳩君と小佐内さんのおかしな日常と推理。推理文庫特別書き下ろし作品。