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フィラデルフィアから妻の待つサンフランシスコへ、義弟を連れサンダーバードで大陸横断五〇〇〇キロの旅に出たアレックス。が、なぜか一台のヴァンがぴたりとついて……
犬、猫、駱駝(らくだ)、象、鼬(いたち)、……。毒とユーモアの組み合わせがハイスミスならではの独特の妙味を生み出す。13種類の動物たちの物語を収録した傑作短編集。
バルセロナの街で消息を絶っていた実業家が死体で発見された。未亡人に事件の捜査を頼まれた、ワインに目がない美食家探偵カルバイヨ。愛人と助手兼料理人との気ままな……
上巻につづいて黄金期の名編を収める。アリバイ崩しに冴えをみせるヘンリー・ウエイドの「三つの鍵」を筆頭に、フォーチュン氏譚の「青年医師」、ソーンダイク博士ものの「白い足跡の謎」、あるいは……
二転三転するプロット、意外な結末。第一線の作家が連作した話題の推理長編。
密室状態の船室で証券業界の大物が死んでいた。フレンチ首席警部の入念な捜査の結果、自殺の線が濃厚になるが……。企業ミステリの先駆者でもあるクロフツ中期を代表する力作!
エミール73歳、マルグリット71歳。再婚同士の2人が式を挙げてから8年になるが、かれこれ4年前から言葉を交わすこともなくなった。飼い猫の死に始まる老夫婦の妄執の日々。シムノンの異色作!
ライバル社に侵入し機密を探る二人の男が、見咎めた夜警を死なせてしまった。遺体を運び自動車事故に偽装するが、首席警部フレンチの目は誤魔化せない。構成の妙が冴える倒叙推理!
ママンが死んだ。唇の間から突き出た舌は真っ黒。それに喉のまわりの変な筋。パパはずっと前に死んでるから、皆にこのこと知られたら寄宿学校に入れられちゃう……
「世界はぼくたちのものさ!」大志を抱き、五年後の再会と築いた富の分有を約して、世界に旅立った六人の青年たち。月日は流れ、彼らが再び集う日がやってきた。だが……
ヨーハン・ヨアヒム・ヴィンケルマン。ドイツの美学者、美術史家。1768年6月8日、トリエステで強盗の手で殺害される。百科事典に記され、200余年にわたり誰も疑うことのなかった……
伯母と犯罪学と切手蒐集から成る人生に安住していたチタウィック氏が、たまさか訪れた午後のホテルで毒殺の現場に遭遇する。なんとも伯母さんというほかない被害者、そして……
海岸で発見された男の溺死体。その死因に疑問を抱いた医師メレディスは、友人の警察署長の許しを得て独自の捜査に乗り出す。『赤毛のレドメイン家』の巨匠が贈る傑作長編。
第二次大戦下、異境の地にいる海兵隊員の唯一の愉しみは、故国からの新聞や雑誌を廻し読みすることだった。そんなある日、新聞で、ぼくの勤めていた〈家善協〉でぼくのボスが……
霧深いロンドンの街を騒がす連続殺人。犯人は不敵にも、現場に〈スミス氏〉という名刺を残していた。手がかりもなく途方に暮れる警察に、犯人の住居を突き止めた……
女流探険家がエジプトの遺跡から発掘した青銅ランプ。持ち主が消失するという言い伝えどおりに、イギリスへ帰国したばかりの考古学者の娘が忽然と姿を消した。
「およそ謎解き小説であるかぎり、一つのアイデアを軸にして、ストーリーが展開する。したがって、ストーリーが短くてこそ、そのアイデアが新奇で……
「停止! 停止! 線路上に何かある!」複線化工事に従事する見習技師パリーの乗った機関車が停まったときには、すでに黒い塊を轢いたあとだった……
大蔵大臣ジョン・フード殺害さる――特種をいち早くキャッチした〈梟〉紙は、第一次大戦の英雄にして明晰な頭脳の持ち主、アントニイ・ゲスリン大佐を現地へ特派する……
作家エイドリアン・メッセンジャーは死の直前、あるリストを友人に託した。リストにあった10名は照会の結果ほとんどが故人、それも事故死を遂げていた。名探偵ゲスリンら捜査当局は11名の共通項を見出そうとするが。