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大学の実験室で、化学実験中の学生が毒ガスを吸引し死亡。事故死か。自殺か。指導教官は自ら捜査に乗り出すが……殺人だとすると第一の容疑者は教官自身なのだ。鬼才初の長編推理小説。
アイガー北壁の難所、《神々のトラバース》を登攀中のクライマー2人が、奇妙な遺体を発見した。白骨化した下半身、氷漬けになっていたため損われていない上半身には……
男はいつも、フォード・ゼファーに乗って現れた。夫の留守中、いそいそとその男を迎え入れるルイーズのことを思うと、隣に住むスーザンの心は痛んだ。夫に愛人ができた末……
ヨークシャーの荒野に立つ陰気なスターヴェル屋敷が一夜にして焼け落ち、当主と召使夫婦の三人が焼死した。だが、この火災に疑問をいだき、犯罪のにおいを嗅ぎとった……
徹夜の訊問明けに舞いこんだその話を聞いて、ウェクスフォードは不機嫌になった。十六年前にヴィクターズ・ピースで発生した女主人殺し。初めて担当した殺人事件ながら……
対角線を引いたように内部が二分され、年老いた双子の兄弟が、それぞれの家族を率いて暮らすエンジェル家。密室ミステリの古典的名作。江戸川乱歩推薦!
女友達と結託して、アルバニア人の金持に食らいつこうと、二人の車を追尾していたクレメント・マンセルは、進行を邪魔する車に怒って、運転していた黒人を……
殺人を告発する匿名の手紙と状況証拠から捜査を開始したウェクスフォード首席警部だが、死体さえ見つからぬ状況に困惑は深まる。本当に殺人はあったのか? 著者初期の傑作。
結婚し渡英したサリーの許へ届いた友人の手紙で、おばが夫を毒殺して自殺したことを知らされた。が、彼女にはおばが7人いるのに、肝心の名前が……
頭の中で様々な状況を組み立てては、登場人物の心理に思いを馳せるのが作家シドニーの癖だった。空想の中で妻を殺すことさえ一再ならずあったが、当の妻が失踪したのを端緒に……
フィラデルフィアから妻の待つサンフランシスコへ、義弟を連れサンダーバードで大陸横断五〇〇〇キロの旅に出たアレックス。が、なぜか一台のヴァンがぴたりとついて……
犬、猫、駱駝(らくだ)、象、鼬(いたち)、……。毒とユーモアの組み合わせがハイスミスならではの独特の妙味を生み出す。13種類の動物たちの物語を収録した傑作短編集。
バルセロナの街で消息を絶っていた実業家が死体で発見された。未亡人に事件の捜査を頼まれた、ワインに目がない美食家探偵カルバイヨ。愛人と助手兼料理人との気ままな……
上巻につづいて黄金期の名編を収める。アリバイ崩しに冴えをみせるヘンリー・ウエイドの「三つの鍵」を筆頭に、フォーチュン氏譚の「青年医師」、ソーンダイク博士ものの「白い足跡の謎」、あるいは……
二転三転するプロット、意外な結末。第一線の作家が連作した話題の推理長編。
密室状態の船室で証券業界の大物が死んでいた。フレンチ首席警部の入念な捜査の結果、自殺の線が濃厚になるが……。企業ミステリの先駆者でもあるクロフツ中期を代表する力作!
エミール73歳、マルグリット71歳。再婚同士の2人が式を挙げてから8年になるが、かれこれ4年前から言葉を交わすこともなくなった。飼い猫の死に始まる老夫婦の妄執の日々。シムノンの異色作!
ライバル社に侵入し機密を探る二人の男が、見咎めた夜警を死なせてしまった。遺体を運び自動車事故に偽装するが、首席警部フレンチの目は誤魔化せない。構成の妙が冴える倒叙推理!
ママンが死んだ。唇の間から突き出た舌は真っ黒。それに喉のまわりの変な筋。パパはずっと前に死んでるから、皆にこのこと知られたら寄宿学校に入れられちゃう……
「世界はぼくたちのものさ!」大志を抱き、五年後の再会と築いた富の分有を約して、世界に旅立った六人の青年たち。月日は流れ、彼らが再び集う日がやってきた。だが……