- ミステリ
- 本格ミステリ
- 警察小説
- 歴史ミステリ
- サスペンス
- ハードボイルド
- 倒叙推理
- 青春ミステリ
- コージー
- 犯罪小説
- ロマンティック・ミステリ
- ユーモア・ミステリ
- パスティーシュ
- 連作短編集
- 短編集
- アンソロジー
- 評論・研究
- 少年・少女探偵
- スパイ小説
- エスピオナージュ
- 冒険小説
- 冒険
- 時代冒険
- バラエティ
- ユーモア
- 法廷もの
- スリラー
- 怪奇スリラー
- 海洋冒険
- 評伝
英国ミステリ界の重鎮ブランドの、独特の調理法にもとづく16の逸品。コックリル警部登場の重厚な本格物「婚姻飛翔」、スリルに満ちた謎解きゲームの顛末を描く名作「ジェミニー・クリケット事件」、あまりにもブラックなクリスマス・ストーリー「この家に祝福あれ」など、ミステリの真髄を示す傑作短編集。
思いたってメキシコ旅行に出かけたエイミーとウィルマ。ありふれた旅路となるはずだったが、滞在半ばウィルマがホテルのバルコニーから墜ちて死んでしまう。居合わせたエイミーもそのときの……
中世イタリアの修道院で起きた連続殺人事件。事件の秘密は知の宝庫ともいうべき迷宮の図書館にあるらしい。記号論学者エーコがその博学で肉づけした長編歴史ミステリ。全世界で異例の……
「ジェイク、あたし脅迫されてるの」そう言って、ラジオのスター歌手ネルは姿を消した。番組に穴をあけてはと必死になるジェイクだったが、間の悪いことに、彼女の元恋人の射殺体を発見して……
セーラはため息をついた。生活のため自宅を下宿に改造する気になったのだが、何を提案しようが一族が盛大にもめることぐらい、予期しているべきだった。でも諦めるわけにはいかない。自ら……
ユニオン・クラブの談話室で3人のメンバーが雑談に花を咲かせていると、傍らで微睡(まどろ)んでいたグリズウォルドが目を覚まし、奇想天外な挿話を語りだす。優れた洞察力で事の真相を……
ボストン・コモン近く。セーラは納骨堂の開扉に立ち会っていた。葬儀におしかけてくる人たちに何を食べさせたものかと考えながら。だが物思いはすぐに断ち切られる。ようやく開かれた……
1940年代、シカゴ。とある路地で、3人の郵便屋が相ついで殺されるという事件が発生した。弁護士マローンは飲み代欲しさに首を突っこんだが……
ニューヨークを発ち、一路リオへ――。船旅は快適なものとなるかに見えたが、出帆して二日め、乗客の一人が殺されるという事件が突発した。状況からして……
美しい妻をともない、警察の追求を逃れてアメリカから冬のギリシアにやってきた詐欺師チェスターと、暗い影を背負った青年ライダル。彼らがアテネの街角で出会ったところから……
墓碑は断崖の突端に立っていた。銘板には、なぜか自分の名前が刻まれている。没年月日は四年もまえ――。奇妙な夢だった。そのあまりに生々しい感触に……
たがいに反目し合っていた二人の青年、エドウィン・ドルードとネヴィル・ランドレスは、クリスマス・イヴにエドウィンの叔父の家で仲直りの食事をしていた。その翌朝……
大学の実験室で、化学実験中の学生が毒ガスを吸引し死亡。事故死か。自殺か。指導教官は自ら捜査に乗り出すが……殺人だとすると第一の容疑者は教官自身なのだ。鬼才初の長編推理小説。
アイガー北壁の難所、《神々のトラバース》を登攀中のクライマー2人が、奇妙な遺体を発見した。白骨化した下半身、氷漬けになっていたため損われていない上半身には……
男はいつも、フォード・ゼファーに乗って現れた。夫の留守中、いそいそとその男を迎え入れるルイーズのことを思うと、隣に住むスーザンの心は痛んだ。夫に愛人ができた末……
ヨークシャーの荒野に立つ陰気なスターヴェル屋敷が一夜にして焼け落ち、当主と召使夫婦の三人が焼死した。だが、この火災に疑問をいだき、犯罪のにおいを嗅ぎとった……
徹夜の訊問明けに舞いこんだその話を聞いて、ウェクスフォードは不機嫌になった。十六年前にヴィクターズ・ピースで発生した女主人殺し。初めて担当した殺人事件ながら……
対角線を引いたように内部が二分され、年老いた双子の兄弟が、それぞれの家族を率いて暮らすエンジェル家。密室ミステリの古典的名作。江戸川乱歩推薦!
女友達と結託して、アルバニア人の金持に食らいつこうと、二人の車を追尾していたクレメント・マンセルは、進行を邪魔する車に怒って、運転していた黒人を……
殺人を告発する匿名の手紙と状況証拠から捜査を開始したウェクスフォード首席警部だが、死体さえ見つからぬ状況に困惑は深まる。本当に殺人はあったのか? 著者初期の傑作。