池央耿
(イケヒロアキ )1940年生まれ。国際基督教大学教養学部卒業。英米文学翻訳家。主な訳書に、ドン・ペンドルトン「マフィアへの挑戦」シリーズ、アシモフ「黒後家蜘蛛の会」1〜5、ニーヴン&パーネル「神の目の小さな塵」、ホーガン「星を継ぐもの」ほか多数。
奇異な人格変容現象が多発する惑星ジェヴレン。その裏では別の宇宙からコンピュータ・ネットワークを通じてデータが送り込まれているというが……
架空戦争に敗れた惑星ジェヴレンで、惑星規模の陰謀が極秘裏に進行していた──不朽の名作『星を継ぐもの』に続くシリーズ第四弾! 第25回星雲賞海外長編部門受賞作。
冥王星の彼方から〈巨人たちの星〉のガニメアンの通信が再び届きはじめた。この地球という惑星が、どこかから監視されているのか……《巨人たちの星》シリーズ第三弾!
木星の衛星ガニメデで発見された異星の宇宙船は2500万年前のものと推定された。そのとき、太陽系に近づく飛行物体が……星雲賞受賞、不朽の名作『星を継ぐもの』続編!
月面で発見された、真紅の宇宙服をまとった5万年前の死体。彼はいったいどこから来たのか? ハードSFの巨匠ホーガン、不朽の名作。第12回星雲賞海外長編部門受賞作。
オックスフォード大学で勃発した毒殺事件。四人の人物がそれぞれ事件を綴っていく先には──。ウンベルト・エーコ+ アガサ・クリスティと評された瞠目の傑作がついに登場!
オックスフォード大学で勃発した毒殺事件。四人の人物がそれぞれ事件を綴っていく先には──。ウンベルト・エーコ+ アガサ・クリスティと評された瞠目の傑作がついに登場!
著者自身が大のお気に入りだった、安楽椅子探偵ミステリの名作シリーズ第5弾。雑学問題から閃きを要する謎かけまで、名給仕ヘンリーが鮮やかに解決していく全12編を収録。
長年続く〈黒後家蜘蛛の会〉では、ときに思わぬゲストが謎を持ちこむ。だが、ヘンリーの給仕と推理にはいささかの乱れもない。傑作ミステリ、安心と信頼のシリーズ第4弾。
〈黒後家蜘蛛の会〉では、招かれたゲストが謎を提供するのがお決まりだ。そして手ごわい謎が給仕ヘンリーによって解かれるのも……。殿堂入りの名作ミステリ短編集、第3弾。
月一回の〈黒後家蜘蛛の会〉では大小さまざまな謎が議論される。だが、いずれの謎も控えめな給仕ヘンリーの推理によって解かれるのだ。安楽椅子探偵ミステリの傑作シリーズ。
月一回の〈黒後家蜘蛛の会〉の晩餐会では、決まって不思議な謎が提出され、常に物静かな給仕のヘンリーが名探偵となる。安楽椅子探偵史上に残る名シリーズがリニューアル!
テニスの最高峰・ウィンブルドン決勝戦。ふたつの若き才能が火花を散らす、白熱の名勝負の裏で進行する犯罪計画! スポーツ小説とミステリを融合した大傑作、堂々の復活!
第二次大戦下、徒手空拳の老人は子供達を無事に英国へ送り届けることができるか。杜絶する交通、飛来するドイツ軍戦闘機。老いたる英国人の奮闘を活写した清新な冒険小説!
ユニオン・クラブの談話室で3人のメンバーが雑談に花を咲かせていると、傍らで微睡(まどろ)んでいたグリズウォルドが目を覚まし、奇想天外な挿話を語りだす。優れた洞察力で事の真相を……
大学の実験室で、化学実験中の学生が毒ガスを吸引し死亡。事故死か。自殺か。指導教官は自ら捜査に乗り出すが……殺人だとすると第一の容疑者は教官自身なのだ。鬼才初の長編推理小説。
一九一二年の十月。作家のジム・ブレイクはハーパー社の依頼でニュー・オーリンズへと向かった。下院議員候補で、同姓のクレイ・ブレイクを取材するためだった……
前集に引きつづき《思考機械》の活躍するトリッキーな作品群。夫人の提出した謎に、フットレルが解決編をつけた夫婦共作の傑作「幻の家」など、11編を収録。
まだ実験段階にあった未熟なポジトロン頭脳が、およそロボット離れした才能をアンドリュウに付与した。彼は“人間”への道を歩みはじめ、法的自由を、衣服を求めて立ち上がる。ヒューゴー賞・ネビュラ賞受賞の傑作「バイセンテニアル・マン」ほか11編。
正体不明の宇宙船が〈マッカーサー〉号の前に現われ、接触を求めてきた。現代アメリカSF界の話題を独占した超大作。ラリー・ニーヴンとジェリー・パーネル合作の記念すべき第1作。