ジェイムズ・P・ホーガン
1941年、英国ロンドン生まれ。コンピュータ・セールスマンだったが、1977年に一気に書き上げた長編『星を継ぐもの』でデビュー。同書は日本に翻訳紹介されると同時に爆発的な人気を博し、翌年の星雲賞を受賞。さらに『創世記機械』『内なる宇宙』でも同賞を受賞した。『造物主(ライフメーカー)の掟』『時間泥棒』など、最新科学技術に挑戦する作品を矢つぎばやに発表し、現代ハードSFの旗手として幅広い読者を獲得した。また『未来の二つの顔』『未来からのホットライン』『星を継ぐもの』は星野之宣によって漫画化されている。2010年没。
ハント博士を驚愕の事態が襲う。並行宇宙の自分自身から通信が入ってきたのだ。不朽の名作『星を継ぐもの』に始まるシリーズ第5弾にして最終巻!
奇異な人格変容現象が多発する惑星ジェヴレン。その裏では別の宇宙からコンピュータ・ネットワークを通じてデータが送り込まれているというが……
架空戦争に敗れた惑星ジェヴレンで、惑星規模の陰謀が極秘裏に進行していた──不朽の名作『星を継ぐもの』に続くシリーズ第四弾! 第25回星雲賞海外長編部門受賞作。
冥王星の彼方から〈巨人たちの星〉のガニメアンの通信が再び届きはじめた。この地球という惑星が、どこかから監視されているのか……《巨人たちの星》シリーズ第三弾!
木星の衛星ガニメデで発見された異星の宇宙船は2500万年前のものと推定された。そのとき、太陽系に近づく飛行物体が……星雲賞受賞、不朽の名作『星を継ぐもの』続編!
月面で発見された、真紅の宇宙服をまとった5万年前の死体。彼はいったいどこから来たのか? ハードSFの巨匠ホーガン、不朽の名作。第12回星雲賞海外長編部門受賞作。
かつて栄華を誇りながら絶滅した地球(テラ)文明。金星文明は彼らの遺した謎の解明に挑む。ハードSFの巨星が放つ、もうひとつの『星を継ぐもの』ついに邦訳!
火星のドーム都市で研究中のテレポーテーション技術と、太陽系全土に遺跡を残す12000年前の古代文明。二つの謎の真相は? 『星を継ぐもの』の著者が放つ傑作SF!
かろうじて宇宙へ脱出した生存者たちは救出され、土星の各衛星に築かれた植民地へ運ばれていった。今やそこだけが、人類文明のたったひとつの名残となったのだ。
地球は、木星から分離して飛来した原始惑星とのニアミスによって地軸が傾き、人類は絶滅の縁に立たされることに……。大好評『揺籃の星』につづく待望の巨編登場!
彗星の襲来。ホーガン版『ディープ・インパクト』のパニック劇に加え、彗星大接近と水星誕生の謎に迫るヴェリコフスキー理論により地球の氷河期/恐竜絶滅を解くハードSF。
宇宙開発が進みコロニーが造られる未来、木星の衛星アテナが突如白熱の彗星と化し、地球を襲う。物議を醸すヴェリコフスキー理論を応用、パニック+ハードSFシリーズ開幕!
超小型ロボットを手がける民間企業で、二足歩行のマイクロマシンに人間が直接神経接続して操作する技術が生まれようとしていた。社長の息子と親友の……
限りなくリアルなヴァーチャル・リアリティの開発計画、それは放棄されたはずだった。だが、科学者ジョーは現に仮想現実世界に閉じこめられているらしい。脱出する方法は?
人類が土星の衛星タイタンで発見した異種属は、意識を持ち自己増殖する機械人間だった。地球の中世西欧そっくりの暮しを営む彼らは、人類との接触で……
世界がふたたび全面戦争の危機に直面した21世紀、ついに量子コンピュータは完成を見た。この世界は唯一の存在ではなく、同様に無数の世界が並行してあり……
いかなる国家にも政治機構にも、どんな主義や信条にも忠誠を誓うことなく、自由な個人主義を標榜する国際民間組織〈インフィニティ・リミテッド〉。彼らの支持する共和戦線側に……
束縛する全てから逃れ、個人の自由を標榜する国際民間組織(インフィニティ・リミテッド)。崇高な使命感の裏には何が。巨匠ホーガンが挑むフリーメーソン的謀略劇。
2000年の合衆国。新時代に向け"究極の自由"を謳う新興政党が大統領選を制するが。近未来のありうべき世界を描く予言大作。
2000年の合衆国。新時代に向け"究極の自由"を謳う新興政党が大統領選を制するが。近未来のありうべき世界を描く予言大作。