シャーロット・マクラウド/アリサ・クレイグ
作家。1922年カナダに生まれ、51年アメリカに帰化した。ボストンの広告代理店に勤める傍ら、64年から小説を書きだす。78年に刊行した〈シャンディ教授〉シリーズの第一作『にぎやかな眠り』で人気を獲得。以後その奔放な感覚を生かして次々に作品を発表し、ユーモア・ミステリの女王と呼ばれるに至った。『納骨堂の奥に』に始まる〈セーラ・ケリング〉もののほか、アリサ・クレイグ名義でも多数の作品を執筆、そのにぎやかかつ優しい筆致で多くの読者を楽しませた。98年、アガサ賞生涯功労賞を受賞。2005年没。
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セーラが仕切る甥の野外結婚式は、気球の墜落など二三の問題はあったが無事に終わった。だが翌日、死体が見つかり、ほかにも事件が発生する。一族ほぼ総出のシリーズ最終巻。
シャンディ教授宅の家政婦ローマックス夫人の飼い猫がくわえてきたカツラの主である名誉教授は、博物館の裏で死んでいた。秋のバラクラヴァを舞台にした好評シリーズ第四弾。
まもなく百五歳になる女傑ヒルダの農場で怪しい死亡事故が発生。近くにあるルーン石碑の呪いという噂がたつなか、シャンディ教授がかつぎだされる……傑作シリーズ第3弾!
農業大学の町の一大行事、年一回の馬の競技会前に事件が続発。美しき雌豚が誘拐され、盗難に殺人まで発生する。シャンディ教授は再度捜査に励むが……。傑作シリーズ第二弾。
クリスマスに浮かれきった田舎町で事件発生!? 自宅で知人の死体を見つけた大学教授のシャンディは状況に不審を抱き探偵活動に乗り出すが……万人に愛された傑作ミステリ!
海外出張中の夫マックスの留守を預かるセーラのもとに、因縁深き美術館でまたも人死にが起きたとの報がはいる。被害者は面識のある画家ドロレスだった。人気シリーズ最新刊。
バラクラヴァ農大が誇る酪農管理の第一人者で、“牛乳配達”と仇名される変わり者の教授が、友愛会の秘密の会合にでかけたきり忽然と姿を消した。悪妻に……
美術品修復業を営む男のまわりで次々人が死んでいく?徘徊する赤いジョギング・スーツ姿の怪人物。セーラ&マックス好調最新作。
巨大ルピナス観察のためメイン州に出張したシャンディ教授だったが、到着早々、毒殺事件に遭遇し・・・・・・。お待たせユーモア最新作!
従兄の運営する高齢市民リサイクル・センターの会員が殺された。一族挙げての探偵騒動が始まる中、セーラは出産寸前。好評第七弾。
心優しい筆致がうれしいミステリ界の人気者が、人生の哀歓をさりげなく謳った軽妙多彩な短編傑作集。セーラさえ知らないマックスの本業の実態を描く爆笑編「帰り途」、マッドな科学者によるタイムマシン……
幸せな気分で唄いながら、セーラはペンキを塗りたくっていった。恒例プレザンス海賊団によるギルバート&サリヴァンの公演を前に、今年は珍事が続出。急遽、伯母から大道具画家に……
今宵は吉例フクロウ数えの夜。シャンディ教授は仲間と楽しくすごしていたのだが、その目前を突如謎のシロフクロウが横切った。ふわり、ふわり。あとを追う一行を出迎えたのはロケット花火の……
ジェム伯父はその日、由緒正しい〈大鎖〉を着け、新会長として浮かれ鱈同志の会に臨んだ。ところが席上、その鎖が忽然と姿を消してしまう。セーラとマックスは新婚早々……
息抜きがてらビターソーンと二人きりの時を過ごそうと、セーラは夏の別荘地を訪れた。だが、高価な骨董品、ビルバオの鏡が留守宅に置き去りにされたのを皮切りに……
奇っ怪な有害植物が現れたと聞き、シャンディ教授は英国を訪れた。ところが、ブリーフィングと称する退屈な講演の毒気にあてられたか、調査に乗りだした途端、一行は中世ウェールズにタイムスリップ……
「眠そうですね、ケリングさん?」ビターソンがこちらを見て微笑んだ。マダムの御殿と呼ばれる風変わりな美術館へとやってきたのだが、暖かい四月の午後、自然に心も緩んでしまう。けれど微……
セーラはため息をついた。生活のため自宅を下宿に改造する気になったのだが、何を提案しようが一族が盛大にもめることぐらい、予期しているべきだった。でも諦めるわけにはいかない。自ら……
ボストン・コモン近く。セーラは納骨堂の開扉に立ち会っていた。葬儀におしかけてくる人たちに何を食べさせたものかと考えながら。だが物思いはすぐに断ち切られる。ようやく開かれた……
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