火星古代王朝の超科学の謎を封じこんだ神秘の石の盗難。次々とテスト中の新造宇宙船を襲う消失事件。好評全集第三巻は、シリーズ中でもベストに数えられる傑作の揃いぶみ。
シリーズ全作品を時系列順に再編して贈る第二巻。今回の敵は――太陽系中の重力元素鉱山を攻撃する〈破壊王〉。老いた肉体を瞬時にして若返らせる秘薬を密売する〈生命王〉!
涙滴形の愛機〈コメット〉を駆り、太陽系九惑星を襲う数々の怪事件に立ち向かう青年、キャプテン・フューチャー。スペース・オペラの傑作を時系列順に編纂し、全11巻で贈る。
レンズマン・シリーズ最終巻。不滅にして制御不可能な災害“原子渦動”と戦う核物理学者ニール・クラウド――人呼んで“渦動破壊者”。やがて彼は現象の背後に潜む陰謀に気づくが……。
宇宙を二分する善と悪の闘いが、遙かアトランティス時代に遡って明かされる。そして後に人類を代表するレンズマンとなるキニスン家の歴史は、当時から連綿と続いていたのだ!
男性だけが人工子宮で生殖を繰り返してきた特異な惑星アトスで、200年使われた卵子培養基が疲弊しはじめた。しかし新たに輸入した培養基は何者かの手ですり替えられていたのだ。
これまでの四巻から時代を遡り、三惑星連合が銀河パトロール隊を創設した時代、人類を初めて見舞った危機が語られる。初代レンズマンとなったヴァージル・サムズの苦闘。
二つの銀河系にまたがって頻発する不穏な事件。時を経てふたたび活性化したボスコーンに立ち向かうのは、キニスンを凌ぐ第三段階レンズマンに成長した五人の子供たち!
撃滅したはずの敵は、意外にも超空間チューブを通って地球に大攻撃をかけてきた。第二段階レンズマンとなったキニスンと、初の女性レンズマンとなった愛妻クラリッサの活躍。
合本版最終巻。『古代帝国』『巨人ジョーグ』に加え、人造人間物の単発作『モンスター13号』を併載。野田昌宏氏による火星地図とバローズ小伝も収録。イラスト=武部本一郎
【ヒューゴー賞・ローカス賞受賞】蘇生への望みを託して低温保管器に収められたマイルズの遺体が、あろうことか行方不明に。一方マイルズの訃報は故国にも伝わり、彼の皇位継承権はマークが引き継ぐことになるが……。
【ヒューゴー賞・ローカス賞受賞】マイルズの不在をつき、彼そっくりに育てられたクローンが傭兵艦隊に潜入する。事態はやがてマイルズの死亡事件に!? これまでのシリーズ登場人物が一堂に会する超大作。
【ヒューゴー賞・キャンベル記念賞受賞】蜘蛛族の星への侵攻の時が迫るなか、宇宙の深淵で3000年を生きてきた伝説の男が反撃に立ち上がった!
【ヒューゴー賞・キャンベル記念賞受賞】250年のうち35年間だけ光を放つ奇妙な恒星。この星系には知性を有する蜘蛛型生命のすむ惑星があり、そこからもたらされる莫大な利益を求めて二つの人類商船団が進出した。
キニスンの活躍で宇宙海賊ボスコーンの首領ヘルマスの基地は陥落した。だがキニスンはヘルマスの上層部となる機関の存在を察知し第二銀河系へ潜入した。名作スペースオペラ第2弾。
銀河宇宙を守る精鋭レンズマンとなったキムボール・キニスンは、強大にして謎に包まれた宇宙海賊ボスコーンと死闘を演じる。スペースオペラの金字塔が新訳決定版で復活!
葬儀に列席するため敵星に送られたマイルズ。だが到着早々謎の男に襲われ、ここでもやっぱりトラブルの渦に。それが銀河政治を揺るがす罠だったとは。ユーモアと冒険のスペースオペラ!
恐怖の金属分解光線で火星征服を企てる帝国に、青年軍人が不可視の飛行艇で立ちむかう表題作など、超科学を主題にした3長編を収録。
【ヒューゴー賞・ローカス賞受賞】幼年皇帝の摂政として惑星統治を委ねられた退役提督アラール。だが彼の前途には暗雲がたれこめ、反旗はついに、一夜にして翻された……
カーターとソリスの息子と娘、第二の地球人がそれぞれ活躍する三作品――観念を具現化する怪人が数十万の戦士を現出させる『火星の幻兵団』、頭だけの……