中村雅楽探偵全集4

ゲキジョウノマイゴ

劇場の迷子

戸板康二
日下三蔵


劇場の迷子

ジャンル
国内ミステリ > 連作短編集
レーベル
創元推理文庫(M)
シリーズ
中村雅楽探偵全集 4

判型:文庫判
ページ数:676ページ
初版:2007年9月28日

ISBN:978-4-488-45804-1
Cコード:C0193
文庫コード:M-と-2-4

装幀:犬田和楠


内容紹介

歌舞伎界で起る難問を、長い舞台経験に裏打ちされた芸道指南よろしく、鮮やかに粋に解決する老優・中村雅楽。歌舞伎座で迷子になった能楽師の一人息子が巻き込まれた事件の顛末を描く「劇場の迷子」、女形と舞踊家の弟子との恋模様にまつわる「家元の女弟子」といった名編に、単行本未収録作3編、著者晩年の「演劇史異聞」など滋味豊かな28編を収録。《中村雅楽探偵全集》第4巻。資料再録等=戸板康二/解説=縄田一男/編者解題=日下三蔵


目次

「日曜日のアリバイ」
「灰」
「元天才少女」
「なつかしい旧悪」
「祖母の秘密」
「弁当の照焼」
「銀ブラ」
「不正行為」
「写真の若武者」
「機嫌の悪い役」
「いつものボックス」
「劇場の迷子」
「必死の声」
「芸談の実験」
「かなしい御曹司」
「家元の女弟子」
「京美人の顔」
「女形の愛人」
「一日がわり」
「荒療治」
「市松の絆纏」
「二つの縁談」
「おとむじり」
「油絵の美少女」
「赤いネクタイ」
「留め男」
「むかしの弟子」
「演劇史異聞」



戸板康二

(トイタヤスジ )

1915年東京生まれ。慶応義塾大学卒。劇評家、歌舞伎・演劇評論家、作家、随筆家の顔を持つ。江戸川乱歩のすすめでミステリ執筆を開始し《宝石》にデビュー作「車引殺人事件」を発表する。59年「團十郎切腹事件」で第42回直木賞、76年「グリーン車の子供」で第29回日本推理作家協会賞を受賞。93年歿。


日下三蔵

(クサカサンゾウ )

1968年神奈川県生まれ。専修大学文学部卒。書評家、フリー編集者。主な著書に『日本SF全集・総解説』、『ミステリ交差点』、主な編著に、《年刊日本SF傑作選》(大森望との共編)、《日本SF全集》、《中村雅楽探偵全集》、《都筑道夫少年小説コレクション》、『天城一の密室犯罪学教程』ほか多数。