戸板康二
(トイタヤスジ )1915年東京生まれ。慶応義塾大学卒。劇評家、歌舞伎・演劇評論家、作家、随筆家の顔を持つ。江戸川乱歩のすすめでミステリ執筆を開始し《宝石》にデビュー作「車引殺人事件」を発表する。59年「團十郎切腹事件」で第42回直木賞、76年「グリーン車の子供」で第29回日本推理作家協会賞を受賞。93年歿。
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シリーズ最終巻は、優雅で趣き深い名編『松風の記憶』と、安楽椅子探偵の妙味が味わえる『第三の演出者』の長編二本を掲載。豊富な資料も併録した《中村雅楽探偵全集》完結。
自宅を訪ねてくる後輩役者や竹野記者の持ち込む謎に対峙する雅楽翁。能楽師の息子が巻き込まれた表題作や、著者最晩年の作品「演劇異聞」など全28篇。シリーズ第4巻。
竹野記者が目黒のバス停で出会った女性の目的を絵解く「目黒の狂女」、大阪の役で淀君が逃げ延びなかった理由を推理する「淀君の謎」など23編。《中村雅楽探偵全集》第3巻。
新幹線で出会った子供とのふれあいで、雅楽が「盛綱」への出演を承諾したのはなぜか? 第2巻は、第29回日本推理作家協会賞を受賞した「グリーン車の子供」を含む19編。
ミステリ史に燦然と輝く老歌舞伎役者・中村雅楽の名推理の数々を完全収録。第1巻は、旅先の旅館で自刃を遂げた8代目市川團十郎の謎を読み解く第42回直木賞受賞作ほか17編。
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