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十三番目の陪審員

芦辺拓


十三番目の陪審員

ジャンル
国内ミステリ > 本格ミステリ
レーベル
創元推理文庫(M)
シリーズ
森江春策シリーズ

判型:文庫判
ページ数:430ページ
初版:2008年9月30日

ISBN:978-4-488-45604-7
Cコード:C0193
文庫コード:M-あ-9-4


装幀:岩郷重力+WONDER WORKZ。


内容紹介

架空の殺人事件を演出し、その容疑者として冤罪の実態を取材する「人工冤罪」計画の犯人役に志願した鷹見瞭一は、DNA鑑定すら欺く偽装を経て、予定通り警察に連行された――全く身に覚えのない現実の殺人容疑者として! 関西初の陪審法廷での弁護を引き受けた森江春策は、検察側との熾烈な攻防の末、結審に至って驚愕の真相を暴き出す。本格ミステリと法廷劇の奇蹟的融合! 著者あとがき=芦辺拓/解説=巽昌章



芦辺拓

(アシベタク )

1958年大阪府生まれ。同志社大学卒。86年「異類五種」で第2回幻想文学新人賞に佳作入選。90年『殺人喜劇の13人』で第1回鮎川哲也賞を受賞し、デビュー。著作は『綺想宮殺人事件』『スチームオペラ』『奇譚を売る店』『時の審廷』『異次元の館の殺人』『金田一耕助VS明智小五郎 ふたたび』など多数。