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明智小五郎対金田一耕助

芦辺拓


明智小五郎対金田一耕助

ジャンル
国内ミステリ > 短編集
レーベル
創元推理文庫(M)
シリーズ
名探偵博覧会 U

判型:文庫判
ページ数:350ページ
初版:2007年1月31日

ISBN:978-4-488-45603-0
Cコード:C0193
文庫コード:M-あ-9-3

装画:影山徹
装幀:岩郷重力+WONDER WORKZ。


内容紹介

昭和12年の冬、薬問屋の娘の依頼を受けて、商都大阪を訪れた若き日の金田一耕助。老舗二軒の本家争いに端を発する騒動は、金田一の到着とともに異様な事件に発展する。一方、時を同じくして同地に立ち寄った明智小五郎は……。目眩くどんでん返しが連続する表題作ほか、雷鳴轟く古城で起きる不可能犯罪「フレンチ警部と雷鳴の城」など、古今東西の名探偵が大活躍の7編を収録。解説=唐沢俊一


目次

「明智小五郎対金田一耕助」
「フレンチ警部と雷鳴の城」
「ブラウン神父の日本趣味」
「そしてオリエント急行から誰もいなくなった」
「Qの悲劇 または二人の黒覆面の冒険」
「探偵映画の夜」
「少年は怪人を夢見る」


芦辺拓

(アシベタク )

1958年大阪府生まれ。同志社大学卒。86年「異類五種」で第2回幻想文学新人賞に佳作入選。90年『殺人喜劇の13人』で第1回鮎川哲也賞を受賞し、デビュー。著作は『綺想宮殺人事件』『スチームオペラ』『奇譚を売る店』『時の審廷』『異次元の館の殺人』『金田一耕助VS明智小五郎 ふたたび』など多数。