シンセツルパンタイホームズ

真説ルパン対ホームズ

芦辺拓


真説ルパン対ホームズ

ジャンル
国内ミステリ > 短編集
レーベル
創元推理文庫(M)
シリーズ
名探偵博覧会 T

判型:文庫本
ページ数:424ページ
初版:2005年8月31日

ISBN:978-4-488-45601-6
Cコード:C0193
文庫コード:M-あ-9-1

装画:影山徹
装幀:岩郷重力+WONDER WORKZ。


内容紹介

身に覚えのない冤罪を着せられた若き日のアルセーヌ・ルパン。そして彼を追うのはシャーロック・ホームズ……名探偵と怪盗紳士がフィルム盗難事件と密室から消失した仏像の謎に挑む表題作をはじめ、ファイロ・ヴァンス、ネロ・ウルフ、思考機械、チャーリー・チャン、明智小五郎ら、そうそうたる顔ぶれが新たなる難事件に挑む、傑作揃いのパスティーシュ集。もちろん、新世代の名探偵・森江春策も大先輩に引けを取らぬ活躍を披露。単行本版あとがき・文庫版あとがき=芦辺拓/解説=日暮雅通


目次

「真説ルパン対ホームズ」
「大君殺人事件 またはポーランド鉛硝子の謎」
「《ホテル・ミカド》の殺人」
「黄昏の怪人たち」
「田所警部に花束を」
「七つの心を持つ探偵」
「探偵奇譚 空中の賊」
「百六十年の密室――新・モルグ街の殺人」


芦辺拓

(アシベタク )

1958年大阪府生まれ。同志社大学卒。86年「異類五種」で第2回幻想文学新人賞に佳作入選。90年『殺人喜劇の13人』で第1回鮎川哲也賞を受賞し、デビュー。著作は『綺想宮殺人事件』『スチームオペラ』『奇譚を売る店』『時の審廷』『異次元の館の殺人』『金田一耕助VS明智小五郎 ふたたび』など多数。