ユキノマズルカ

雪のマズルカ

芦原すなお


雪のマズルカ

ジャンル
国内ミステリ > ハードボイルド
国内ミステリ > 私立探偵小説
レーベル
創元推理文庫(M)

判型:文庫判
ページ数:254ページ
初版:2005年10月31日

ISBN:978-4-488-43004-7
Cコード:C0193
文庫コード:M-あ-4-4

装画:旭ハジメ
装幀:東京創元社装幀室


内容紹介

直木賞作家・芦原すなおがおくる、華麗で力強い女探偵・笹野里子を描いたハードボイルド作品。夫の死後、彼女に残されたのは未払いの家賃とリボルバーと調査資料、そして苦い思い出だけ。跡を継いで探偵となった彼女の下に訪れるのは、一筋縄ではいかない依頼人たち。果たして事件と謎にどう立ち向かっていくのか――。『月夜の晩に火事がいて』の山浦歩(ふーちゃん)も登場する、衝撃のミステリ。解説=大矢博子(単行本版タイトル『ハート・オブ・スティール』を文庫化・改題)


目次

「雪のマズルカ」
「氷の炎」
「アウト・オブ・ノーウェア」
「ショウダウン」


芦原すなお

(アシハラスナオ )

1949年香川県生まれ。早稲田大学文学部卒、同大学院博士課程中退。86年『スサノオ自伝』でデビュー。90年発表の『青春デンデケデケデケ』で第27回文藝賞、第105回直木三十五賞を受賞。主な著書に『ミミズクとオリーブ』『嫁洗い池』『わが身世にふる、じじわかし』『月夜の晩に火事がいて』『雪のマズルカ』などがある。