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富豪の夫人の元に売られてゆくことが決まった浅草の見世物小屋の人魚が、最後に口にした願いは観覧車へ乗ることだった。だが客車が頂上に辿りついたとき、人魚は泡となって消えてしまい──。心優しき雑誌記者と超絶美形の天才絵師、ふたりの青年が贈る帝都探偵物語。明治の世に生きる彼らの交流をあたたかに描いた、新鋭の人情味あふれる作品集第一弾。表題作を含む五話収録。解説=村上貴史
「第一話 点灯人」
「第二話 真珠生成」
「第三話 人魚は空に還る」
「第四話 怪盗ロータス」
「第五話 何故、何故」
三木笙子
(ミキショウコ )1975年秋田県生まれ。第2回ミステリーズ!新人賞の最終候補作を改稿・連作化した『人魚は空に還る』で2008年、デビュー。