カイトウノバンソウシャ

怪盗の伴走者

  【単行本版】

三木笙子


怪盗の伴走者

ジャンル
国内ミステリ > 連作短編集
レーベル
ミステリ・フロンティア
シリーズ
帝都探偵絵図

判型:四六判仮フランス装
ページ数:252ページ
初版:2015年4月30日

ISBN:978-4-488-01789-7
Cコード:C0093

装画:下村富美
装幀:岩郷重力+WONDER WORKZ。


内容紹介

高広と礼は、怪盗ロータスが起こした一連の窃盗事件の主任検事となっていた安西と再会する。その折、ロータスが盗みに失敗したとの一報が舞い込んだ。稀代の怪盗らしからぬ椿事を訝しむ高広はこの件を調べ始める。安西は今ロータスと敵対する立場にあるが、かつて何物にも囚われぬ自由な魂に惹かれ、並んで駆けた時代があった。決別した二人が再び相まみえたとき、検事の選択は──。大怪盗の思惑が高広と礼を巻き込み帝都を騒がせる〈帝都探偵絵図〉シリーズ第四弾。



三木笙子

(ミキショウコ )

1975年、秋田県生まれ。2008年『人魚は空に還る』でデビュー。続けて同じ〈帝都探偵絵図〉シリーズである『世界記憶コンクール』『人形遣いの影盗み』『怪盗の伴走者』を刊行。他の著書に『帝都一の下宿屋』『赤レンガの御庭番(エージェント)』『帝都千一夜 美男のシェヘラザード』などがある。