ミステリハマンゲキョウ

ミステリは万華鏡

北村薫


ミステリは万華鏡

ジャンル
ノンフィクション・その他 > エッセイ
ノンフィクション・その他 > ミステリ
レーベル
創元推理文庫(M)

判型:文庫判
ページ数:318ページ
初版:2021年9月10日

ISBN:978-4-488-41309-5
Cコード:C0195
文庫コード:M-き-3-9

装画:大野隆司
装幀:山田英春


内容紹介

作家・北村薫の生まれるまでには、学生時代の先輩、憧れの作家、デビューの後に知己を得た盟友――ミステリを愛するひとびととの得難い出会いがあった。時にかれらは、著者も見過ごしていた原石の輝きを見付けだす〈名探偵〉に様変わりする。ひとつの真実へと向かう物語が、かくも多彩な輝きを放つ不思議。ミステリへの愛が詰まったエッセイを、大野隆司氏の版画と贈ります。


北村薫

(キタムラカオル )

1949年埼玉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。89年『空飛ぶ馬』でデビュー。91年『夜の蝉』が第44回日本推理作家協会賞(短編および連作短編集部門)を、2006年『ニッポン硬貨の謎 エラリー・クイーン最後の事件』が第6回本格ミステリ大賞(評論・研究部門)を、09年『鷺と雪』が第141回直木賞を受賞。16年に第19回日本ミステリー文学大賞を受賞。主な著書に『秋の花』『六の宮の姫君』『朝霧』『太宰治の辞書』『スキップ』『ターン』『リセット』『街の灯』『玻璃の天』『覆面作家は二人いる』『冬のオペラ』『盤上の敵』『語り女たち』『ひとがた流し』『いとま申して 『童話』の人びと』『謎物語 あるいは物語の謎』『ミステリは万華鏡』『詩歌の待ち伏せ』『北村薫のうた合わせ百人一首』『読まずにはいられない 北村薫のエッセイ』がある。