政権軍に抵抗して籠城していた、シリアの首都ダマスカス近郊の町ダラヤの人々。瓦礫から本を取り出し、地下に「秘密の図書館」を作った人々を描く感動のノンフィクション！ 

身分を隠し、刑務官として民営刑務所に潜入したジャーナリストの著者が見たのは、信じられない世界だった！　知られざる民営刑務所の暗部を暴く、傑作ノンフィクション！ 

ナチの非道、差別の現実、そして一人の女性の勇気。第二次世界大戦中、ワルシャワのゲットーから2500人以上のユダヤ人の子供たちを脱出させたイレナ・センドレルの活動の記録を見事に描いた感動的な記録。 

校舎の近くに落ちる爆弾、スナイパーに狙われた通学路。子供たちが戦争を生きるとはどういうことなのか。少女が内戦下の日々を曇りなき目で綴った21世紀版『アンネの日記』。 

一八五六年、英領ギアナで印刷された切手。その価値はコレクターの間で跳ね上がり……。世界に一枚しかない切手と、それをめぐる人々の数奇な運命を描く傑作ノンフィクション。 

シリア内戦下、政府軍に包囲されたダマスカス近郊の町ダラヤ。死と隣り合わせの日々の中、地下に秘密の図書館を作り、本に希望を見出した人々を描く、魂のノンフィクション。 

イリッチ自身が脱学校化の議論を超えて、それに続く社会と教育がどのようなものになりそうかということを論じた論文に対し、真剣で活動的な…… 

計画経済は必然的に独裁体制を招来し、人びとから一切の自由を剥奪する。ソ連・東欧の共産党の理論指導者があらゆる手段を講じてその思想の伝播を妨げんとした書。今日…… 

本書はイギリスの政治学者が、非アメリカ人読者を対象に、連邦制度、大統領、議会、政党、司法等、アメリカの政治を理解するうえで必須の基本的要素について…… 

イリッチ自身が脱学校化の議論を超えて、それに続く社会と教育がどのようなものになりそうかということを論じた論文に対し、真剣で活動的な…… 

現行の学校制度は、学歴偏重社会を生み、いまや社会全体が学校化されるに至っている。公教育の荒廃を根本から見つめなおし、人間的なみずみずしい作用を社会に及ぼす…… 

著者が自身のマルクスとフロイトとの出会いについて語る、自らの思想形成の告白。二人の思想体系の差異、そして矛盾を、いかに解明・統合するかの苦悶の自叙である…… 

マス・メディアの発達とともに、革命的に変貌した実生活と心理的動向を解剖。疑似イベントが現実にとってかわり、実体より幻影を好むようになった大衆文化に関する第一級の現象学。 

混乱と低迷を続ける現代の精神的状況の中にあって、なんらかの支柱を見出すべく、科学的に見ても極めて優れた人格鍛錬の方法であり、生き方である禅を…… 

ギリシア哲学に始まり、実存主義に至る道程を初心者にもわかりやすく解明しながら、哲学の諸問題を極力主観を排して公正に指摘し、新しい読者に…… 

自己自身と自己の自由からの逃避を分析した『自由からの逃走』の続編。いかにして自己自身と自己の自由が獲得されるかが分析される。 

混乱と低迷をつづけ、本質的なもの、存在の支柱が欠けているともいうべき現代の精神的状況の中にあって、なんらかの支柱をさぐるべく…… 

「理解されない夢は開かれない手紙のようなものだ」というユダヤ教典と「自分を知るために、自分の夢を読みとろう」というエマスンの言葉をそのままに…… 

現代の「自由」の問題は、機械主義社会や全体主義の圧力によって、個人の自由がおびやかされるというばかりでなく、人々がそこから逃れたくなる呪縛となりうる点に……