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本に埋もれて暮らしたい

桜庭一樹読書日記

桜庭一樹


本に埋もれて暮らしたい

ジャンル
ノンフィクション・その他 > エッセイ

判型:四六判並製
ページ数:302ページ
初版:2011年1月31日

ISBN:978-4-488-02468-0
Cコード:C0093

装画:後藤啓介
装幀:岩郷重力+WONDER WORKZ。


内容紹介

作家サクラバカズキは最近、ますます忙しい。ドナドナ(みたい)になったり、暴走族(風)になったり、白い魔物(あいふぉん)に翻弄されたり……。それでも嵐が来ようが、風が吹こうが、毎日毎日、書店に出かけていき、本を読まないと一日が終らない。どんなに忙しくったって、やっぱり本がなくては生きてゆけない! のだ。『私の男』『赤朽葉家の伝説』『GOSICK』の著者にして、稀代の読書魔が、縦横無尽に読んで過ごした一年間! 著者あとがき=桜庭一樹



桜庭一樹

(サクラバカズキ )

1999年「夜空に、満天の星」(『AD2015隔離都市 ロンリネス・ガーディアン』と改題して刊行)で第1回ファミ通えんため大賞に佳作入選。以降、ゲームなどのノベライズと並行してオリジナル小説を発表。2003年開始の〈GOSICK〉シリーズで多くの読者を獲得し、さらに04年に発表した『推定少女』『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』が高く評価される。05年に刊行した『少女には向かない職業』は、初の一般向け作品として注目を集めた。“初期の代表作”とされる『赤朽葉家の伝説』で、07年、第60回日本推理作家協会賞を、08年、『私の男』で第138回直木賞を受賞。著作は他に『ブルースカイ』『少女七竈(ななかまど)と七人の可愛そうな大人』『青年のための読書クラブ』『荒野』『ファミリーポートレイト』『製鉄天使』『道徳という名の少年』『伏』など。エッセイ集に《桜庭一樹読書日記》シリーズなどがある。