高山羽根子
(タカヤマハネコ )1975年富山県生まれ。多摩美術大学美術学部絵画学科卒。2010年、「うどん キツネつきの」で第1回創元SF短編賞佳作となる。14年、同作を標題とした短編集『うどん キツネつきの』(東京創元社)で書籍デビュー。同書は第36回日本SF大賞最終候補に選出された。16年、「太陽の側の島」で第2回林芙美子文学賞を受賞。19年「居た場所」で第160回芥川賞候補、「カム・ギャザー・ラウンド・ピープル」で第161回芥川賞候補。20年「首里の馬」で第163回芥川龍之介賞を受賞。
該当商品4件中、1〜4件目を表示
1
三人の作家がそれぞれ架空の土地をめぐる旅に出た。旅先から送り合う、手紙、スケッチ、写真――27の幻想旅情リレー書簡。
高校生の「わたし」は親友の「彼女」と監視カメラだらけの街を歩き、端末をかざして世界を切り取る。かつて「わたしの」母が、祖母が、曾祖母がそうやってきたように──
犬そっくりの奇妙な生き物を拾った三人姉妹の人生を描き、第一回創元SF短編賞の佳作となった表題作をはじめ、新時代の感性が送りだす、優しくて可笑しな五つの物語。
その生まれたての子犬はビルの屋上から信じられないほどの太い声で啼いていた――第一回創元SF短編賞佳作の表題作はじめ、新時代の感性が送り出す、優しくて可笑しくて不思議な家族と仲間の物語など全5編。
該当商品4件中、1〜4件目を表示
1