ウドンキツネツキノ

うどん キツネつきの

  【単行本版】

高山羽根子


うどん キツネつきの

ジャンル
SF > 短編集
レーベル
創元日本SF叢書

判型:四六判仮フランス装
ページ数:270ページ
初版:2014年11月28日

ISBN:978-4-488-01819-1
Cコード:C0093

装画:クリハラタカシ
装幀:岩郷重力+WONDER WORKZ。


内容紹介

和江が足をとめて振り返るように見上げると、信じられない程の青空にゴリラが笑っていた。

犬そっくりの奇妙な生き物を拾った三人姉妹。
突拍子もない話の向かう先は?

●藤野可織氏推薦――「なんだこれ。そうだ思い出した。こっちが百歩譲っても、世界のほうは一歩も譲ってくれないんだった。」

パチンコ屋の屋上で拾った奇妙な犬を飼育する三人姉妹の人生を繊細かつユーモラスに描いて第一回創元SF短編賞佳作となった表題作、郊外のうらぶれたアパートで暮らす、多言語の住人たちの可笑しな日々「シキ零レイ零 ミドリ荘」、十五人姉妹の家が立つ孤島を、ある日見舞った異常事態「母のいる島」、ウェブ上に出現した、謎めいた子供たちの日記から始まるシュールな冒険「おやすみラジオ」、ねぶたの街・青森を舞台に時を超えて紡がれる美麗な幻想譚「巨きなものの還る場所」の全五編。第36回日本SF大賞候補作。


目次

「うどん キツネつきの」
「シキ零レイ零 ミドリ荘」
「母のいる島」
「おやすみラジオ」
「巨きなものの還る場所」



高山羽根子

(タカヤマハネコ )

1975年富山県生まれ。多摩美術大学美術学部絵画学科卒。2010年、「うどん キツネつきの」で、第1回創元SF短編賞佳作となる。著書に『うどん キツネつきの』。同書収録の書下し短編「おやすみラジオ」は第46回星雲賞参考候補作に選出された。2016年、「太陽の側の島」で第2回林芙美子文学賞を受賞。