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シェルターに逃げ込んだ作家・三津田信三の眼前で繰り広げられる連続密室殺人。世界滅亡の恐怖に晒されている今、犯人はなぜ殺人を続けるのか? 鬼才が放つ終末のミステリ。
埋蔵金の絵図を盗み、その帰り道で殺された父。そして十五年後、息子は父の汚名を晴らすために故郷へ帰る。折しも村では怪獣騒動が起きていて……郷愁溢れる田園ミステリ。
フレスコ画製作者・日高環の周囲で起こる数々の事件。すべては一人の少年が引き起こしたものだったが――イタリアを彷徨する、死に魅入られた女性の物語。長編幻想ロマン。
一九三×年、自らが作り上げた巨大なパノラマの中で、女芸術家は死体となって発見された。高等遊民・神野は一連の幻想的な事件に深く関わることになる。期待の新鋭の第一作。
氷柱と綽名される男が、ある日遭遇した少女の轢き逃げ事件を契機に、情熱の赴くまま犯罪行為に手を染めていく。曠古の探偵小説『氷柱』と、入院中の元刑事が見舞客の話を聞いてベッド・ディテクティヴを務める『おやじに捧げる葬送曲』を併せ収める。……
本の町神田神保町でビルの所有者でもある老古書店主が、不可解な死をとげた。貴重な古書を巡るマニアックな収集家の凶行か、地上げにからむ犯行か。同時刻に隣室で……
我利我利亡者の地主、不気味な絵を描く洋画家、弾けなくなった天才ピアニスト、元博徒の顔役、腺病質な少年、書かない小説家……といった人々が住む……
女性ばかり4人の死体が京都市内の長屋で発見され、捜査の結果、女主人とその娘、それにかつての下宿人との三角関係が明らかになる。殺人か、子供を道連れにした……
ホームズとワトスンが療養に、ドイルが父チャールズを見舞うため、コーンウォールへやってくる。だが、この地で事件が連続し・・・・・・。
偶然入手した廣重の浮世絵は本物か?調査のため訪ねた鉄道記念館で新たな死体に遭遇した敏腕TVプロデューサー朝比奈の名推理。
密室・アリバイ・アナグラム・プロバビリティの犯罪、等々、さまざまなアイディアに満ち満ちた著者ならではのミステリ・ワールド。表題作ほか、「桜」……
戦前の本格派を代表する3作家の1長編1中編5短編を収録した。葛山二郎「赤いペンキを買った女」、大阪圭吉「とむらい機関車」「三狂人」「寒の夜晴れ」「三の字旅行会」、アリバイ破りの……
比良カシウにはいっていたと思われるストリキニーネのために死者が出、比良家は家宅捜査を受けた。その時、物置小屋から無産党の弁護士の射殺体が発見され……
傑作中編「完全犯罪」で彗星の如きデビューを飾った鬼才・小栗虫太郎。本巻には小栗の創造した名探偵法水麟太郎ものの代表作、「後光殺人事件」「聖アレキセイ寺院の惨劇」「オフェリア殺し」……
発端に提出される謎の見事さもさることながら、解明の鮮やかさが印象的な『顎十郎捕物帳』と『平賀源内捕物帳』は、十蘭の作品中、もっとも本格探偵小説の醍醐味を味わうことのできる傑作シリーズ……
戦前の浪漫主義を代表する「鬼火」は発表時の削除訂正を復元し、あわせて乱歩の「陰獣」と並ぶ竹中英太郎の傑作挿絵を全点復刻した。戦後本格探偵小説の途を開いた『本陣殺人事件』……
戦時中、犯人当てゲームに熱中し、古今東西の探偵小説を読破していた安吾が、満を持して発表した『不連続殺人事件』は、読者に挑戦した堂々たる本格巨編である。さらに結城新十郎と……
犯罪心理の描写に冴えをみせた大下宇陀児。『虚像』は見事な到達点である。角田喜久雄が従来日本になかった本格探偵小説をと意気込んで書いた『高木家の惨劇』は本格長編時代の夜明けを告げた。
著者の得意とする精神分析を巧みに取り入れ、新しい型の名探偵像を創造した大心地先生譚は、海外探偵小説ファンにも新鮮な驚きを与えるだろう。「網膜脈視症」などの代表的短編と……