ラヴクラフトゼンシュウ

ラヴクラフト全集〈1〉

H・P・ラヴクラフト
大西尹明


ラヴクラフト全集〈1〉

ジャンル
ホラー > 短編集
レーベル
創元推理文庫(F)

判型:文庫判
ページ数:328ページ
初版:1974年12月13日

ISBN:978-4-488-52301-5
Cコード:C0197
文庫コード:F-ラ-1-1

装画:Virgil Finlay
装幀:龍神成文


内容紹介

●森見登美彦氏推薦――「震え上がったのが悔しくて、友人達に「読め」と無理強いした。「恐怖のお裾分け」で顰蹙を買った、高校時代。」
●菊地秀行氏推薦――「「インスマウスの影」の衝撃は今も忘れがたい。」

幻想と怪奇の作家ラヴクラフト。その文庫判全集第1巻! 彼の生みだしたクトゥルー神話が怪しく息づく傑作「インスマウスの影」そして「闇に囁くもの」、デラポーア家の血筋にまつわる恐るべき秘密を描いた「壁のなかの鼠」、彼の知られざる一面を垣間見せるブラック・ユーモアの「死体安置所にて」の4編を収録した、怪奇小説ファン必読の書。訳者あとがき=大西尹明


目次

「インスマウスの影」
「闇に囁くもの」
「壁のなかの鼠」
「死体安置所にて」


H・P・ラヴクラフト

アメリカの作家。1890年生。ロバート・E・ハワードやクラーク・アシュトン・スミスとともに、怪奇小説専門誌〈ウィアード・テイルズ〉で活躍したが、生前は不遇だった。1937年歿。死後の再評価で人気が高まり、現代に至っても、なおカルト的な影響力を誇っている。旧来の怪奇小説の枠組を大きく拡げて、宇宙的恐怖にまで高めた〈クトゥルー神話大系〉を創始した。《ラヴクラフト全集》で、その全貌に触れることができる。