判型:文庫判
ページ数:392ページ
初版:2006年12月15日
ISBN:978-4-488-51412-9
Cコード:C0197
文庫コード:F-ハ-1-12
装画:後藤啓介
装幀:東京創元社装幀室
天才作家が創造し、すべてのヒロイック・ファンタジーの源となった傑作シリーズを、最新の校訂のもとに贈る第2集。女王の死んだはずの双子の妹が魔女となって帰還し、小王国カウランは一夜にして、女王と入れ替わった魔女ひきいる傭兵軍団の手に落ちた。立ち向かう守備隊長コナンの苦闘を描く圧巻の表題作はじめ5編。巻末には、著者と親しかったH・P・ラヴクラフトによるハワード評伝を収録した。訳者あとがき=中村融
「黒い怪獣」
「月下の影」
「魔女誕生」
「ザムボウラの影」
「鋼鉄の悪魔」
〈資料編〉
「ロバート・アーヴィン・ハワード
――ある追想」
(H・P・ラヴクラフト)
中村融
(ナカムラトオル )1960年愛知県生まれ。中央大学卒業。SF・ファンタジイ翻訳家、研究家、アンソロジスト。主な訳書に、ウェルズ『宇宙戦争』『モロー博士の島』、ブラッドベリ『万華鏡』ほか多数。創元SF文庫での編著に『影が行く』『地球の静止する日』『時の娘』『時を生きる種族』『黒い破壊者』がある。