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行方不明の父親を捜すための資金稼ぎに、わたし・倉西美波は日々アルバイトに励んでいる。今度紹介してもらったのは「立っているだけで1日2万円」の仕事! 留学生と托鉢をすることになってしまった。でもバイト先での宴会の末、なぜかたどり着いたのは「龍の館」と呼ばれる画家の館。龍をモチーフにしたトリックアートの数々に興奮するも、またもや殺人事件が勃発。被害者はなぜ溺死直前まで助けを求めなかったの? 『天使が開けた密室』で注目を浴びた著者の織りなす、清新な本格ミステリ第2弾。未発表短編「善人だらけの街」を併録。
谷原秋桜子
(タニハラショウコ )2001年、富士見ミステリー文庫より長編『激アルバイター・美波の事件簿 天使が開けた密室』を発表しデビュー。大胆で精緻なトリックと、清新な作風で注目されるも、一時休業。06年、作家活動を再開し、小社より『天使が開けた密室』『龍の館の秘密』、そして書き下ろしの『砂の城の殺人』を刊行。