ギアクビョウカンジャ

偽悪病患者

大下宇陀児


在庫あり

定価:924円 (本体価格:840円)

    オンライン書店で購入する

  • amazonで購入する
  • 楽天ブックスで購入する
  • hontoで購入する
  • 紀伊国屋書店で購入する
  • セブンアンドワイで購入する
  • ヨドバシカメラで購入する
  • e-honで購入する
  • 本やタウンで購入する
  • TSUTAYA オンラインショッピング

    電子書籍を購入する

    電子書籍版は下記サイトでお求めになれます。価格等は異なる場合がありますので、リンク先でご確認ください。(解説等が含まれない場合があります。)

  • Amazon kindreで購入する
  • Book Liveで購入する
  • BOOK☆WALKERで購入する
  • ebookjapanで購入する
  • Googleブックスで購入する
  • hontoで購入する
  • ibooksで購入する
  • kinoppyで購入する
  • 楽天koboで購入する
  • Readerstoreで購入する
  • Yondemillで購入する

偽悪病患者

ジャンル
国内ミステリ > 短編集
レーベル
創元推理文庫(M)

判型:文庫判
ページ数:366ページ
初版:2022年8月10日

ISBN:978-4-488-46421-9
Cコード:C0193
文庫コード:M-お-16-1

装画:早川洋貴
装幀:山田英春


内容紹介

日本探偵小説草創期に江戸川乱歩や甲賀三郎と並び称された巨匠の短篇の精髄を全二巻に集成した文庫傑作選。本巻では、兄妹による往復書簡の形式で構成された表題作をはじめ、ある家庭の悲劇を子供の視点から描き苦いユーモアを残す「毒」、冬の港湾都市を舞台に続発する魔術的犯罪とが意外な?末を辿り幻想小説としても世評の高い「魔法街」など、戦前に発表された全九篇を収める。編集・解題=藤原編集室/解説=長山靖生


目次

「偽悪病患者」
「毒」
「金色の獏」
「死の倒影」
「情獄」
「決闘介添人」
「紅座の庖厨」
「魔法街」
「灰人」

「探偵小説の型を破れ」
「探偵小説不自然論」


大下宇陀児

(オオシタウダル )

1896年長野県生まれ。九州帝国大学卒。1925年に第一作「金口の巻煙草」を〈新青年〉に発表、29年〈週刊朝日〉連載の『蛭川博士』で人気作家となる。独自のロマンチック・リアリズムのもと犯罪心理や風俗描写に優れた探偵小説界の巨匠として、江戸川乱歩、甲賀三郎とならんで戦前の日本探偵小説の三大家に数えられる。51年『石の下の記録』が第4回探偵作家クラブ賞を受賞、翌年から54年まで探偵作家クラブ会長を務める。66年没。