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弱小チーム、わが明和学園野球部に関西の名門校から突然、超高校級と噂のピッチャーが転校してきたから、さあ大変。グランドにはひと目その剛球を見ようという近所の連中が集まってきて、蜂の巣でもつついたかのような大騒ぎとなった。そんな折もおり、コーチの熊田が運転する車が暴走したり、お茶会の席で熊田コーチが毒を飲まされて危うく一命をとりとめたり……と奇っ怪な事件が相次ぐ。果たして犯人の狙いは何なのか? 下町の人情とユーモアをたっぷり盛り込んだ本格推理第二弾。
戸松淳矩
(トマツアツノリ )1952年京都府生まれ。学習院大学卒。79年『名探偵は千秋楽に謎を解く』でデビュー。長い沈黙の後、2004年に大作『剣と薔薇の夏』を上梓し、 同書で第58回日本推理作家協会賞を受賞。 著作は他に『名探偵は九回裏に謎を解く』『名探偵は最終局に謎を解く』。