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坂崎莉実は、父親と二人暮らしの17歳。5月のある朝、父親は「彼女を莉実の名前で病院へ入院させてほしい」という書き置きと見知らぬ少女を残し、姿を消してしまった――。やむなくリミットと呼ぶことになった少女は、莉実が遭遇する奇妙な出来事の謎を、話を聞くだけで見事に解いてしまう。莉実とリミット、二人の少女が送る、謎に満ちたひと月。心温まる、愛らしい連作ミステリ。
松尾由美
(マツオユミ )1960年石川県生まれ。お茶の水女子大学卒業。89年『異次元カフェテラス』を刊行しデビュー。91年「バルーン・タウンの殺人」がハヤカワSFコンテストに入選。主な著作に〈バルーン・タウン〉シリーズ、〈安楽椅子探偵アーチー〉シリーズ、〈ハートブレイク・レストラン〉シリーズ、『雨恋』『九月の恋と出会うまで』『煙とサクランボ』『花束に謎のリボン』『わたしのリミット』『ニャン氏の事件簿』などがある。